ふるさと納税などのノウハウを生かし、農産物のオンライン・マーケットプレイス「OWL アウル」を開始

 レッドホースコーポレーション株式会社は、地域活性化事業でふるさと納税における自治体および事業者への多角的なサポートを展開するノウハウを生かし、地方自治体が推薦する優良生産者と消費者が農水産物を直接売買できる直接売買マーケットプレイス「OWL(アウル)」の提供を11月に開始する。

ふるさと納税などのノウハウを生かし、農産物のオンライン・マーケットプレイス「OWL アウル」を開始
従来、国内の生産者で生産される農水産物は、卸売市場、小売業者など複数の流通事業者を通して販売されるのが一般的です。

この販売ルートで販売する際には、定められた流通規定に従う必要があるため、例え品質が優れていたとしても、規定の範囲に該当しない農水産物は全て従来の販売ルートで販売できないのが現状です。

複数の流通事業者を通じて販売するため、流通事業者の流通手数料が差し引かれた金額となる生産者の収益率は低く、また消費者の声も直接届きません。このような状況の中、最近では生産者自身で新たな販路開拓をする動きが見られますが、販路開拓を実現した生産者はごく一部に限られます。


一方、消費者の食品の安全性に対する意識は年々高まりを見せています。食品の安全・安心を求め、特に首都圏や大都市を中心に食材から吟味しこだわりの料理を提供したり、直接農家と契約したりする飲食店が増加しています。

当社はこれまで全国25ヶ所に展開する営業拠点を通じて、ふるさと納税における自治体および事業者への多角的なサポートを展開してまいりました。現在、約250の地方自治体と、6000を超える生産者・事業者との契約・取引を実現しております。

これらノウハウを生かし、当社は、地方自治体が推薦する優良生産者が、高品質な農水産物をオンライン上で消費者に自由に直接販売できるマーケットプレイス、「OWL(アウル)」の提供を本年11月に開始することを発表いたします。


■農水産物の直接売買マーケットプレイスOWL(アウル)について
オンライン上で生産者が農水産物を消費者に直接販売できるウェブサービスです。アウルに参加する生産者は全て地方自治体が推薦する生産者のため、消費者は安全・安心で高品質な農水産物を購入できます。

ふるさと納税などのノウハウを生かし、農産物のオンライン・マーケットプレイス「OWL アウル」を開始
アウル内では生産者と消費者がチャットを通じて自由にやり取りできるため、生産者は自身が作った農水産物の良さをアピールでき、購入を希望する消費者の疑問を解消することも可能となります。

また、生産者自身が自由に価格設定できるため、従来の販売ルートよりも高い収益率を実現することも可能です。


■OWL(アウル)概要
生産者がオンライン上で農水産物を消費者に直接販売できるウェブサービス

品質の良いものを、美味しいものを、生産者のその声も添えて直接どこへでも届けられる。このような地域生産者が主体となり自走できる持続可能な世界を作りたい。

2014年からはじめたふるさと納税の支援事業において、数多くの自治体様、事業者様と歩んだ時間とともに、課題が浮き彫りとなり、このような思いが膨らんで参りました。各ステークホルダーのニーズと私たちの思いを形にするサービスとしてこのプロジェクトをスタートしています。

サイトURL: https://info.owl-food.com/
提供開始:2019年11月頃
・生産者:出品料、ツール利用料 無料
・消費者:農水産物の購入代金