三井住友建設、2件目となる自社水上太陽光発電所の建設に着手

 三井住友建設株式会社は、自社開発した水上太陽光発電用フロートシステム「PuKaTTo(プカット)」を使用した太陽光発電所運営事業(自社事業)に着手した。

三井住友建設、2件目となる自社水上太陽光発電所の建設に着手
これは、香川県木田郡三木町の農業用ため池を利用し、水上太陽光発電用フロート約9,400枚(パネル設置面積約28,600m2)を設置し、出力2,822kwの水上太陽光発電所を建設するものです。

年間発電量は約330万kwhを見込んでおり、固定価格買取制度(FIT)を活用して全量を売電します。

今回の事業は「平木尾池水上太陽光発電所」(香川県木田郡三木町)に続く、水上太陽光発電所運営事業となります。

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■施設概要
・施設名称:女井間(めいま)池水上太陽光発電所
・設置場所:香川県木田郡三木町池戸1237、井上250女井間池(農業用ため池)
・事業者:三井住友建設株式会社(自社運営事業)
・発電出力:2,822kw(パネル出力)(パネル設置面積 約28,600m2)
・想定年間発電量:330万kwh
・完成および運転開始予定時期:2019年12月(事業期間20年間)


■これまでの経緯
当社の水上太陽光発電への取り組みは、2014年に香川県農政水産部農村整備課より委託されたフロートを用いたため池での太陽光発電の実証実験から始まりました。

その後、2015年に水上太陽光発電用フロートを自社開発して販売を開始、2017年に海外でのフロートシステムの販売強化に向け、台湾に現地法人を設立しました。
これまでに国内5件(うち、施工中1件)、海外3件(うち、台湾2件)の採用実績があります。