農業の生産性管理システム「AGRIOS」IT導入補助金の支援事業者に認定

 農業の生産者が開発した生産性管理システム「AGRIOS」を販売する株式会社ファームオーエスが、経済産業省の事業であるIT導入補助金の支援事業者に認定された。これにより、導入の際に発生するコストを大きく引き下げる事が可能になる、という。

農業の生産性管理システム「AGRIOS」IT導入補助金の支援事業者に認定
AGRIOS生産性管理システムを中心に、生産性を向上させるための導入コンサルティング、導入設定や運用マニュアルの作成、導入研修、保守サポートをパッケージにして、IT導入補助金を申請致します。

また、上記と合わせて、AGRIOS生産性管理システムのデータと連携したホームページの作成、出口戦略としてのECサイト作成、顧客管理及び問合せ管理の連携、そのための導入コンサルティング、導入設定や運用マニュアルの作成、導入研修、保守サポートもパッケージにして、提供することが可能となります。


<IT導入補助金とは>
サービス等生産性向上IT導入支援事業(IT導入補助金)は、中小企業・小規模事業者を対象に、ITツールの導入によって業務効率の改善における生産性の向上を図ることを目的とした補助金制度です。

自社の課題やニーズに合わせ、経済産業省の認定を受けた“IT導入支援事業者”の指定ITツールを導入する際、そのシステム導入費用の1/2以下、A類型の場合は最大150万円未満、B類型の場合は最大450万円が補助されます。


・補助対象経費:ソフトウェア、クラウド利用費、導入関連経費等
・補助率:1/2以下
・金額:A類型 上限額150万円未満 下限40万円
    B類型 上限額450万円   下限150万円以上
・対象期間:第1次公募申請期間
  A類型 2019年5月27日~2019年6月12日17:00まで
  B類型 2019年5月27日~2019年6月28日17:00まで
・注意事項:交付決定前に契約・導入され発生した経費は補助対象となりませんので、必ず交付決定を受けた後に補助事業を開始してください。

申請締切の1週間前までにお申し出ください。
URL:https://www.it-hojo.jp


<AGRIOS(アグリオーエス)とは>
農業の生産性と労務生産性を管理するクラウド型生産性管理システムです。

AGRIOSは、トマトの生産者でもある株式会社井出トマト農園代表の井出寿利が「生産量や雇用の管理技術向上」のために5年掛けてエンジニアと作ってきたソフトウェアです。

生産者がソフトウェア事業?と思われるかもしれませんが、開発のきっかけは、自らが十数年農業を営む過程で、人が増えるとなぜ効率が下がるのか、どうすれば効率を上げられるのか、と悩んだことに始まります。

農業の雇用管理や、各種データ管理に直結した欲しいサービスは、なかなかありませんでした。それならば、最も適したサービスを作ろうと思い、取り組んで出来たサービスです。

農業のハードウェアとソフトウェア(人)をつなぐ「OSとなるサービス」を目指し、農家発の農業に特化したクラウド型生産性管理システムを開発し、AGRIOSと名付けました。