店舗併設型植物工場における海外の反応(サブウェイ)/国内でも拡大の流れ(金沢・メープルハウス)

先日も紹介したサンドイッチ・チェーン「サブウェイ」の店舗併設型植物工場(詳細記事)であるが、国内メディアだけでなく海外からも注目を集めているようだ。どの海外メディアも「珍しさ、日本の技術力」といった点を記事にしており、一部には間違った解釈をされている記事もあったが、あまり批判的な記事を発見することができなかった。
 
複数メディアの記事をまとめると以下のような内容となる。

通勤客が絶え間なく行き交う東京・丸ビル内に新たなコンセプトの店が登場した。店内には閉鎖的な水耕栽培施設(enclosed hydroponic garden)があり、無農薬栽培によりレタスを栽培している。

栽培されたレタスは、店内消費量の5%ほどしか供給できず、生産コストも通常の2倍ほど必要になる。よって、生産量としては、まだまだ実験的な取組みではあるものの、「サステナブルで新鮮な無農薬野菜がどこでも栽培できる」ということを証明した点では非常に評価が高い。

栽培風景を見ながらサンドイッチを食べると、自分達が食べている食材がどのように栽培されているのか理解でき、安心してたくさん食べることができるだろう。海外店舗のサブウェイには、こうした店舗併設型・水耕栽培施設はないが、是非とも導入してもらいたい。

この他、外食やショッピングモール、空きスペースにも閉鎖型・水耕施設が導入でき、今後も拡大していくだろう(参考記事:空きスペースや飲食店に植物工場・水耕施設を導入するアイデアは日本だけでなく、海外でも提案されているようだ)

 
 
ソーシャルメディア(ツイッター・facebook)を利用して、記事だけでなく写真や映像も流れていた。以下は、その映像について。


 
 
一部では、忙しい日本のビジネスマンはスピードが勝負で(毎日、忙しく時間がない)、その場で生産した野菜をスピーディーに調理されたサンドウィッチを好む、といった間違った解釈のブログ記事もあったが、海外からの評価も上々のようだ。こうした店舗併設型植物工場は今後、国内外で普及する可能性が高いだろう。
 
店舗併設型植物工場における海外の反応(サブウェイ)/国内でも拡大の流れ(金沢・メープルハウス)

<海外における店舗・ショッピングモールでの水耕栽培施設の活用アイデアイメージ>

 

日本では早速、メープルハウス(金沢市)が来春、パン店舗内に導入する計画であるようだ。同社では来年4月上旬、金沢市高柳町のルネスかなざわ跡地で、同社初となるパン店を開業予定だが、店内には植物工場を導入し、栽培した野菜をサンドイッチなどに使用する計画。
 
 
植物工場はレタスやルッコラなど葉物野菜を栽培。種まきから収穫までの期間は30日で、年間2万株を収穫できる。店内メニューのサラダにも活用する。店を囲むように小川を設け、隣接地には約1千平方メートルの公園を配置し、自由に遊べるように設計している。店舗の周囲には小川や公園を配置して「安らぎ」を演出し、子ども連れ客の需要を取り込むのが狙い。総投資額は約1億円で、年商2億5千万円を目指す。今後とも、様々な業態での植物工場進出が進みそうである。
 
 

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植物工場・農業ビジネス編集部

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