横浜ゴム「ALLIANCE」ブランドの農業機械用タイヤのの日本向けサイズを拡大・発売

 横浜ゴムは2016年7月から、同社グループに加わったAlliance Tire Group(アライアンスタイヤグループ=ATG)が生産販売する「ALLIANCE(アライアンス)」ブランドの農業機械用タイヤの日本向けサイズを拡大し、2月21日より順次発売をスタートした。

横浜ゴム「ALLIANCE」ブランドの農業機械用タイヤのの日本向けサイズを拡大・発売
発売するのは主に中・小型トラクターのフロントタイヤで使用される「324FarmPRO」の7サイズと水田用ハイラグパターンのリアタイヤ「337DEEP LUG」の15サイズ。

「324FarmPRO」は圃場(ほじょう)での優れた牽引力と舗装路での滑らかな乗り心地を両立するとともに、耐カット性を高めました。

「337DEEP LUG」は高い駆動力と牽引力により、水田、湿地において優れた作業性と走行性を発揮するほか、ハイラグ専用コンパウンドにより耐摩耗性能も向上しています。既に発売している「FarmPRO TD45」も加え、充実したラインアップとなります。


ATGは横浜ゴムが2016年7月に買収した農業機械用・林業機械用・産業車両用・建設車両用などのオフハイウェイタイヤ専業メーカーです。「ALLIANCE」ブランドは60年以上の歴史を有し、多くの大手農業機械メーカーにも新車装着されています。

日本でもヨコハマタイヤ販売会社を通じて同ブランドのタイヤを販売していますが、これまでATGは欧米を主要市場としてきたため、日本で多く使用されている比較的小型の農業機械用タイヤは一部サイズに限られていました。

今回、日本での販売拡大を加速するため、中・小型の農業機械用タイヤのラインアップを拡充しました。