イオン、グローバルGAP番号ラベル付き商品をアジアで初めて販売

 イオンは、GLOBALG.A.P.(G.A.P.:Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)認証を取得した農場でつくられた農産物であることを示す、GLOBALG.A.P.Numberラベル(GGNラベル)付き商品の展開を、アジアで初めて開始する。

イオン、グローバルGAPラベル付き商品をアジアで初めて販売
10月10日より順次、全国の総合スーパー「イオン」「イオンスタイル」、スーパーマーケット「マックスバリュ」などのグループ店舗で、GGNラベル付きの「トップバリュ」のバナナ、じゃがいも、玉ねぎを販売。

また、関東・東北エリアの一部店舗では、近隣の「イオン農場」で収穫された小松菜、トマトの販売を開始します(店舗によって取り扱い品目は異なります)。

イオン、グローバルGAPラベル付き商品をアジアで初めて販売
グローバルGAPは、環境や労働安全への配慮を含む、食の安全と持続可能な生産管理を実施する農場の国際認証です。

GGNラベルによる“見える化”を通じ、国際水準の農業生産工程管理に取り組む方々が生産した農産物を店頭で簡単に選んでいただくことができるようになります。

また、11月には、専用WEBサイトにラベルに記載されたGGN(認証番号)を入力することで、世界のどこで、誰がつくったものかを知ることが可能になる予定です。

農産物においては、2020年目標として、プライベートブランド商品ではグローバルGAPをはじめとする、世界食品安全イニシアティブ(GFSI ※)ベースのGAP(適正農業規範)管理100%の実施をめざすことを掲げています。

また、自ら運営する「イオン農場」ではすでに全21農場においてグローバルGAPを取得するとともに、同農場を運営するイオンアグリ創造(株)では、認証取得を目指す生産者の方々の支援等も実施しています。


※GFSI(Global Food Safety Initiative):世界食品安全イニシアチブ
グローバルに展開する小売業、食品メーカーで構成するTCGF(The Consumer Goods Forum)傘下の食品安全の推進団体。食品安全規格の認定も実施