日本サラブレッドTCC JAPAN、馬ふん堆肥を活用した有機マッシュルームの提携販売に合意

 株式会社日本サラブレッドコミュニティクラブ(TCC JAPAN)は、企業組合 八幡平地熱活用プロジェクトにおけるジオファーム八幡平にて生産する、マッシュルームのインターネット販売の提携に合意した。

今回の取扱商品は、ジオファーム八幡平の出荷検査にて型崩れや不揃品として処理され、これまで市場に出回ることがなかった「訳あり品」で、TCC JAPANの運営するインターネット販売「TCCマーケット」で販売し、お求めやすい価格でお届けいたします。

日本サラブレッドTCC JAPAN、馬ふん堆肥を活用した有機マッシュルームの提携販売に合意
両社は合わせて、TCC JAPANが運営する引退馬ファンクラブ「TCCFANS」の管理馬である「ベルーフ号」の預託にも合意し、今後、馬事振興の新たなモデル構築を協力して進めていきます。

TCC JAPANでは、従来から競走馬引退後の支援としてTCCFANSを運営しており、乗馬やホースセラピー活動を通じて、人と馬との共生を図り、引退馬の受け皿を増やす活動を展開しております。

今回、競走馬時代に重賞優勝し活躍した引退馬「ベルーフ号」の預託とマッシュルーム販売を皮切りに、ジオファーム八幡平との新たな協力体制構築を図り、人と馬を結びつけて長期持続できるモデルを実現するため連携強化していきます。

▽販売サイト:TCCマーケット
https://www.tcc-japan.com/market/


ジオファーム八幡平では、人と馬をはじめ、生物の多様性を保全し循環した社会の構築を目指して活動しています。

馬本来の生態系をベースに牧草を食べ排泄をし、好気発酵に適した環境を利用して堆肥化や土作りをして、有機野菜を栽培するという循環型農業を実現しております。

馬の堆肥という馬由来の資源をベースとした一次産業を作りあげ、既存の馬事産業には無い循環システムを創出し、産業として持続する活動となります。

馬厩肥→マッシュルーム培地→マッシュルーム生産・販売→廃菌床→マッシュ堆肥→稲作・麦作→米・麦藁→敷き藁→引退馬受入れ/引退馬支援を巡る循環モデル構築
日本サラブレッドTCC JAPAN、馬ふん堆肥を活用した有機マッシュルームの提携販売に合意
八幡平の牧草地で草を食べた馬の馬ふんで堆肥をつくり、マッシュルームなど農作物を栽培します。さらにマッシュルーム栽培で使用済みとなった廃菌床を堆肥化し、マッシュ堆肥をつくることができます。

マッシュ堆肥は、稲作や麦作にとても適した有機肥料で、地域農家で活用頂き、その藁を利用して新たなマッシュルームの培地づくりを行うという、壮大な循環型プロジェクトに取り組んでおります。

この安心安全な地産地消のオーガニック循環サイクルには、馬厩肥や馬ふん堆肥が大変重要な意味合いを持っており、長期継続することで、より多くの引退競走馬の支援に繋がります。


マッシュルームの歴史
マッシュルームは、ヨーロッパで古代ギリシア、古代ローマの時代から馬厩肥などに自然発生していたものを食材利用していたが、17世紀のフランスで馬の飼育と密接な人工栽培方法が確立され、「シャンピニオン・ドゥ・パリ」と呼ばれるようになったと言われております。

馬小屋に敷き詰められた藁が不可欠とされ、その馬厩肥をベースにした菌床を、温湿度が一定な洞窟のなかで育て、馬の堆肥を原料として使うことが基本とされ世界に広まりました。

結果的に明治時代に日本に伝来し、生産が拡大した昭和初期の日本でも、騎兵隊や競馬場などの馬の施設に隣接してマッシュルーム生産農場が広まり、「西洋マツタケ」として高級食材として扱われるようになりました。

今もなお伝統的な馬厩肥を利用した栽培法にこだわる食品業者も多く存在します。ジオファーム八幡平産マッシュルームも、現在東京都内を中心にチェーン展開する高級スーパーやレストランでしか味わえません。

収穫はひとつひとつ手で摘み、新鮮なうちに出荷するので、まろやかで上品な味わいで、香り高くて旨味が濃く、なかでもブラウンマッシュルームは国内出荷数が少なく、希少性が高い商品です。

今回の訳あり品は、味わいは出荷検査を合格したものと変わりなく、大変お求めやすい価格でのお届けとなります。このマッシュルームや有機野菜購入によって、引退馬支援活動がさらに大きな流れとなるよう、皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。