パソナテックシステムズなど、AIを活用したバーチャルキャラクターによるガイド業務を大手町牧場で開始

 パソナグループの株式会社パソナテックシステムズとKDDI株式会社は、株式会社丹後王国が運営する東京の「大手町牧場」内で、バーチャルキャラクター「レナ」を活用した牧場案内システムの実証実験を、2018年7月4日より実施する。

パソナテックシステムズとKDDI、AIを活用したバーチャルキャラクターによるガイド業務を大手町牧場で開始
本実証実験では、大手町牧場の来場者に専用端末を貸与し、バーチャルキャラクター「レナ」が、牧場で飼養している動物の案内や動物にかかわるクイズに加えて、酪農に関するお客さまの質問にもお答えします。

また、バーチャルキャラクターとAIを組み合わせることにより提供される豊かなインタフェースを活用した質の高いガイド業務の可能性を検証するほか、最新のテクノロジーを使った満足度の高い牧場体験を提供することで、子供や大人も含め大手町牧場を訪れる幅広いお客さまに酪農分野への興味・関心を高めるきっかけを提供します。

パソナテックシステムズは、KDDIの持つAIやXRに関する技術を活用し、「バーチャルガイドソリューション(仮称)」を開発し、地方の観光施設における案内業務や、広い施設内の各所で丁寧な説明が求められるガイド業務など、人材の限られる地方を中心とした幅広い導入を目指します。