京王電鉄、高速バス路線を活用した“貨客混載”による農産物等の販路拡大に長野県駒ヶ根市が参加

 京王電鉄株式会社と長野県駒ヶ根市では、6月26日から高速バスを活用した貨客混載による、長野県駒ヶ根市の農産物を東京へ輸送し、販売する販路拡大事業を開始する。

これは、岐阜県高山市と連携し、2017年9月に開始した貨客混載による地方の農産物等を輸送・販売する取り組みを拡大させるもの。

京王バス東が運行している高速バス路線「伊那飯田線」(新宿~駒ヶ根間)において、新宿方面行きのトランクを活用し、長野県駒ヶ根市の新鮮な野菜や旬の果物等を東京へ定期的に輸送して、京王ストア八幡山店で販売するものです。

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京王電鉄、高速バス路線を活用した“貨客混載”による農産物等の販路拡大に長野県駒ヶ根市が参加
当社グループは、1984年から高速バス路線「伊那飯田線」を運行しており、駒ヶ根市も2016年7月に当社が開業した観光案内所「中部地方インフォメーションプラザin京王新宿」において、地域の観光情報を発信するブースを出展するなど、観光送客を中心に連携を強化してきました。

今回の取り組みは、これまでの連携に加え、駒ヶ根市の新鮮な農産物の販売を通じた京王ストアの魅力度向上だけでなく、駒ヶ根市の知名度向上と新たな観光需要の掘り起こしを目指し実施するものです。


本事業のねらい
(1)高速バスで輸送することにより、高速バスの生産性向上を図る。
(2)産地直送の農産物を差別化商品とすることで京王ストアの魅力が向上する。
(3)駒ヶ根市の知名度向上や観光誘致、農産物の販路拡大により、地域経済の活性化に貢献する。

販売店舗
店 舗 名:京王ストア八幡山店(京王線八幡山駅 京王リトナード西側1F)
場  所:東京都杉並区上高井戸1-1-11

販売する農産物の特徴
駒ヶ根市は長野県南部に位置し、南アルプス・中央アルプスを望む中山間地域です。

これらアルプスの山々からの伏流水、昼夜の寒暖差がはっきりとした内陸性気候など、この地域ならではの自然の恩恵を活かした農産物の栽培が行われています。また、年間を通して晴天率が高く、太陽の恵みをたっぷり浴びた美味しい農産物が収穫されます。

【農産物一例】
トマト・ホウレンソウ・アスパラガス・トウモロコシ・キュウリ・イチゴ・リンゴ・柿 等