クルーズ、大型青果物流拠点「大田LC」オープン。植物工場事業の拡大にも対応

 国内最大級の完全人工光型植物工場による野菜の生産・販売も行うトレードグループの配送・物流事業を担う子会社(株)クルーズでは、2018年5月1日より、東京流通センター物流ビルB棟に、保管能力を約6倍に増強した、大型青果物流拠点「大田LC」を設置した。

クルーズ、大型青果物流拠点「大田LC」オープン。植物工場事業の拡大にも対応
クルーズは、2002年の創業以来、主にトレードグループで取引される1日800トンの野菜の配送と 一時保管を担ってきました。

2015年には「大田TC」を設置し、取引量を着実に伸長。特に、グループ外部の取引量は、設立当時に比べて2.4倍に増加しています。

一方で、株式会社トレードのブランド野菜事業や、株式会社スプレッドの植物工場事業の展開をはじめとするグループ内の事業拡大により、グループ内の取引の増加も予想されます。

 
このようなグループ内外からの高まるニーズを背景に、保管能力の増強と品質の高い物流サービスの提供を目的とした物流拠点の移転・ 拡張を計画しました。

今回、大田LCでは、保管面積の増床とともに、1℃のチルド庫やドッグシェルター10台を新設。鮮度を保持した長期保管と、クルーズの強みの一つであるコールドチェーン物流への対応をさらに強化します。

また、大田市場への好アクセスに加え、短期間の保管料無料といった顧客視点の料金体系を軸に、利便性の向上を図ります。

クルーズ、大型青果物流拠点「大田LC」オープン。植物工場事業の拡大にも対応
◆大田 LC の特徴
・  保管能力を約6倍に大幅増強(555t、約78,000ケース保管可能)(※)
・  日本最大の青果市場、大田市場から車で約5分の好アクセス
・  顧客視点の料金体系(短期間保管無料)
・  1℃保管のチルド庫を新設し、3温度帯で鮮度管理
・  ドッグシェルター10台分を完備し、コールドチェーン物流に対応
・  専門スタッフによる検品、ピッキング作業
・  24時間、365日稼働
※クルーズ大田TCと比較


◆株式会社クルーズ事業概要
全国の卸売市場を中心としたネットワークで1日約800tの青果の配送、保管を行っています。京都と東京の自社物流センターを拠点に、鮮度を保持した効率的な物流サービスを提供し、様々なニーズに応えています。