アグリHD、3社から総額1.2億円の資金調達。農業生産から海外へ食ビジネスを展開

 アグリホールディングス株式会社は、小橋工業株式会社、ロート製薬株式会社、日本ユニシス株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額1.2億円の資金調達を実施した。

資金調達を通じて、日本・世界の課題である農業生産の持続可能性、日本の食品輸出及び外需獲得の構造変化、日本食文化の拡大・浸透に取り組み、農業生産から海外の食のグローバル・バリューチェーンを強化していく。


【資金調達の目的と今後の展開】
アグリホールディングスは、2015年に株式会社リバネスの出資を受け、パートナーシップ提携をして以降、同社の知識プラットフォームと、アグリホールディングスが持つバリューチェーンを連携させ、農業・食関連の最先端テクノロジーの研究開発や人材育成・事業育成等を行うことを目的とした協業を進めてまいりました。

このバリューチェーンをフィールドとして、大学・研究機関、大企業とのアライアンスによる技術実証・サービス導入や、リバネスのシンガポールやマレーシアの子会社と連携し、様々な技術・事業シーズのアジアでの事業化を共同で推進しております。

この度、アグリホールディングスは、日本での農業生産から海外へ食を展開するグローバル・バリューチェーンを強化することを目指して、リバネスのパートナー企業でもある小橋工業、ロート製薬、日本ユニシスとともに、それぞれ関心のあるフィールドでの実証・協業・事業化を推進するために、第三者割当増資を実施致しました。

今回の増資で、アグリホールディングスが目指す(1)日本の農業生産の持続可能性、(2)日本の食品輸出及び外需獲得の産業構造変化、(3)日本食文化の拡大・浸透の実現を図ってまいります。


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