イスラエルTAP社、自分で組立て可能な「商業生産用の水耕ハウス」キットを開発

 イスラエルのTAP社では、商業生産用の小型・水耕ハウス「TAPキット」を開発し、販売をスタートさせる。水耕ハウス1ユニットのサイズは500m2、葉野菜やハーブ野菜が年間に6~12トン収穫できる。

イスラエルTAP社、自分で組立て可能な「商業生産用の水耕ハウス」キットを開発
今回の水耕ハウスキットは、導入者が組み立てるタイプであり、低予算で導入でき、高品質な生鮮野菜を生産できる点が強み。小規模農家が、ビジネスとしてスタートするには、ちょうど良いサイズである。

ターゲットは農家に限らず、レストランやスーパーなど、食品・野菜を取り扱うような企業が新規参入としてスタートすることもできる。

その他、リゾートホテルや教育機関、病院関連など、農業に興味があれば誰でも手軽に参入でき、世界市場で拡大している “地産地消型モデル(店産店消型モデル)” にも対応可能な商品となっている。

1ユニット(500m2)は約660万円ほど。2名での管理を想定している。その他、育苗施設や加工パッキング施設などを追加併設することもできる。

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同社はイスラエルにて、大規模な水耕栽培施設を運営し、フレッシュハーブやミニ野菜(マイクロリーフ/マイクログリーン)などを生産する企業である。


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その他、大規模な運営ノウハウを生かして、新規参入向けの完全なターンキー・プロジェクト(事業プランから施設の建設・運営までのフルパッケージ)も世界各国で導入した実績を持つ。