リコー、木質バイオマス活用の温浴施設向けエネルギーの供給へ

 株式会社リコーは、三重県多気郡多気町・株式会社アクアイグニスと、2020年に開業予定の複合リゾート施設「アクアイグニス多気」のひとつ、「薬草の湯」で消費する温浴用エネルギーを、リコーが供給する、という。

リコー、木質バイオマス活用の温浴施設向けエネルギーの供給へ
「アクアイグニス多気」は、産学官連携により地方創生を目指す三重県の観光プラットホームで、「癒し」と「食」をテーマにした複合リゾート施設です。

その中核施設のひとつ、「薬草の湯」は県内の薬草を活用して季節ごとにさまざまな効能の湯を提供する温浴施設です。

リコーは、木質バイオマス熱エネルギープラントを建設し、木質チップを燃やした時の熱を温水にして「薬草の湯」に供給します。

燃料は、主に三重県の森林から産出された一般材由来の木質チップを利用します。これは、多気町、アクアイグニス、リコーの3者が特に下記3点を意義あるものとして共通認識していることから実現したものです。


(1)森林保全と林業活性化に寄与すること。
(2)二酸化炭素の排出削減により地球温暖化防止に寄与すること。
(3)来場者の多くに再生可能エネルギーの実際の活用事例を紹介できること。

リコー、木質バイオマス活用の温浴施設向けエネルギーの供給へ
リコーは、2016年12月から静岡県御殿場市のリコー環境事業開発センターにおいて、御殿場市との協業により、センター近くの森林の未利用間伐材をチップ化し、木質バイオマスボイラーの燃料として、センターの空調、給湯に活用しています。

このノウハウを活かして、このたびの温浴施設における木質バイオマスの活用を実現します。


■アクアイグニス多気
「癒し」と「食」をテーマにした複合リゾート施設
 広さ:約115万平米
 開所時期:2020年春
 構成施設:温浴施設・レストラン・ホテル・おみやげ横丁と旅籠ホテル・石窯パン・スイーツ・商業専門店街・産直市場・アウトドア・農業など