スマイルリーフスピカ、植物工場・水耕栽培野菜をファミマへ提供。商品材料へ採用

富山市で昨年から植物工場の運営を始めた「スマイルリーフスピカ」のレタスが、大手コンビニ「ファミリーマート」の商品の材料に採用され、具材と白米を包んだ商品「レタス巻」が、富山、石川両県の全142店で今月10日から発売された。ファミマでは、5月下旬に発売地域を福井県にも広げる考えだ。
 
 
ファミリーマート側が採用に踏み切った理由は「口にする商品のため、安全に気を配り、植物工場のレタスを使うことを決めた」(広報室による)としている。スマイルリーフスピカは現在、レタスやハーブなど9種類を1日あたり約500?700個生産し、富山市内のホテルやレストランなどが食材として採用している。川本社長は「植物工場で栽培された利点を生かし、提携先のコンビニを増やしたい」としている。
 
スマイルリーフスピカ、植物工場・水耕栽培野菜をファミマへ提供。商品材料へ採用

(2010年5月14日 読売新聞より)
 
 

当法人からのコメント
ホテルやレストラン、外食企業の水耕栽培野菜に関する評価はバラバラです。ある企業にヒアリングした際には「うちでは水耕栽培野菜を一切使わない」という所もあった。カットした際にベチャっとして水が出る、柔らかすぎて歯ごたえが無い、といった理由は様々。

シェフによっても意見は様々で、調理法に合わせて採用したい、という方も多かった。もちろん否定的な考えのシェフもいます。
 
植物工場の運営企業は赤字がほとんどですが、売上規模も少ない所が多いです。最大の課題は販路・全国的な流通戦略です。販路開拓の際には、栽培している種類によって生・サラダ用やどういった調理法が合うのか、営業側も様々なレシピや調理法を提案することも重要かとか思います。

もちろん、安全・安心、栄養価が高いといったアピールポイントとともに。案外、工場野菜の特徴を知らない方々も多い印象を受けましたので。