インド・テランガーナ州、消費者への都市型農業プロモーションを開始

 インドのテランガーナ州の園芸部門では、都市型農業を拡大するキャンペーンを開始した。緑を増やすことで、都市部の経済活動による廃棄物・CO2をクリーンにするだけでなく、有機野菜の生産によって、都市住民の健康にも良い影響を与える。
州が都市農業スペースを整備し、家庭や建物屋上にて野菜を栽培する際には、無償で種子を配布する活動を行っている。

インド・テランガーナ州、消費者への都市型農業プロモーションを開始インド・テランガーナ州、消費者への都市型農業プロモーションを開始
テランガーナ州は、デカン高原もあり、作物にも適した気候条件を持つ。また、ハイデラバードのような大都市も存在しており、テランガーナ州だけでも、3,500万人以上の人口規模がある。

ハイテク技術を導入することは難しいが、小型の灌漑設備など節水型農業を普及させ、高品質な有機野菜を、サステナブルな方法で都市(都市近郊エリア)にて生産を増やしていく計画。

州内には都市部に400万人、その近郊エリアに400万人が住んでいる。こうした人々が家庭菜園や空きスペースにて都市型農業を行うことで、1日に5,000トンの野菜や果物を生産するポテンシャルが都市部(都市近郊)には存在する、と推計している。

有機野菜が普及するには、消費者も知識を持って、その価値を理解してもらう必要もある。そのためにも、家庭菜園を通じて消費者への食育を行っていきたい、と州の園芸部門は主張する。

州では、新たに都市農業の部署も新設し、消費者へ栽培に関するトレーニングを行い、栽培が簡単な12種類の野菜に関する種子を無料配布するなど、普及に力を入れている。

※ 写真: テランガーナ州の園芸部門より