双日、ローコスト植物工場を展開。フィルム栽培技術を保有するメビオールとの連携

大手商社の双日も本格的に植物工場・農業ビジネスへ参入する計画。早稲田大学が直接投資するベンチャー「メビオール」のフィルム栽培技術を採用しながら、高級トマトなど付加価値の高い野菜・農産物を生産できる「簡易/ローコスト型の植物工場を展開」。既に双日は中東(UAE)でも実験的に栽培しており、アジアや中東など幅広い海外市場もターゲットに置いているようだ。以下、プレスリリースの一部を掲載。

 
双日、新技術を導入し日本で農業事業に参入 〜 ローコスト植物工場を展開し、高付加価値の野菜を生産〜

双日株式会社は、農事組合法人成田ガイヤ(千葉県成田市、代表者:井尻 弘)と共同で、日本で植物工場技術を活用した農業事業に参入します。両社は、千葉県匝瑳市に約3500m2の農地を借り受け、メビオール株式会社(本社:神奈川県平塚市、社長:森有一)が開発したアイメック植物栽培システムを導入し、高級トマトなど付加価値の高い野菜・農産物の生産を開始します。
 
 
アイメック植物栽培システムは、トマトやイチゴなど果菜類の生産に適した栽培方法で、特殊なフィルムを活用し、高糖度で品質の高い農産物が生産できます。また、土壌から隔離させるため根からの菌の進入を防ぎ、薬剤代と、点滴養液施用による肥料代の削減が期待できるため、おいしくて、環境に優しい、安心な農産物を年間を通して安定的に生産(周年安定供給)することができる次世代の農業技術です。
 
 
この栽培方法の植物工場は、一般的な人工光利用型の閉鎖型工場に比べ、設備にかかる初期投資コストやオペレーションコストを約1/5にまで抑えることができ、長期にわたりコスト競争力が高く、品質の良い高付加価値の農産物を生産することができることから、安定した生産と収益が期待できます。また、本事業展開を通して農産物の生産および販売において、科学的データに基づく農業生産体系を構築し、資材調達-生産-販売までを一体化させた新たな事業モデルを推進します。
 
 
双日は、中期経営計画「Shine2011」において、アグリビジネスを重点分野に位置付けており、今回の国内農業への参入もその一環です。今後、本プロジェクトを基に、農産物の種類や量・販売先を拡大していきます。さらに、今後、海外特に南米・東南アジア地域においてアグリビジネスを展開していきます。
 
 
※ 詳細はPDFファイルにて(双日WEBサイトより)