農業IoT「あぐりクラウドLight」 露地でも利用可能な耐候、防水性能を強化した新商品を追加

 株式会社ジョイ・ワールド・パシフィック(JWP)は、農業IoT環境計測システム「あぐりクラウド®LIGHT(ライト)」において、新たに露地栽培や、水稲・果樹などの圃場で利用可能となる「あぐりクラウド®LIGHT-R(ライトR)」の提供を開始した。
利用者がスマートフォン(スマホ)などで手軽にハウスの環境およびカメラ画像を確認できるのが特徴である。

農業IoT「あぐりクラウドLight」 露地でも利用可能な耐候、防水性能を強化した新商品を追加
システムは、携帯と同じ通信機の他、温度や湿度、気圧のセンサーを標準で装備し、内蔵カメラで静止画の取得が可能で価格は、オープン価格。露地での過酷な環境下での利用を想定した耐候性、防水性能を強化した設計。

ソーラーパネルを使用した独立電源(オプション)を利用すれば、商用電源を引かなくても屋外での利用が可能となる。

またオプションで風向・風速、雨量、照度などの機能がある簡易気象計(オプション)も取付けが可能でより多くのセンサ情報を収集できる。他に土壌水分・土壌温度、日射、二酸化炭素濃度、外付けの防止IR カメラを接続可能。(オプション)

「あぐりクラウド®LIGHT(ライト)」シリーズは、施設園芸で利用可能な「ライトS」があり、標準で温度、湿度、二酸化炭素濃度、気圧センサを装備し、8万8千円で提供済み。

農業IoT「あぐりクラウドLight」 露地でも利用可能な耐候、防水性能を強化した新商品を追加
農業IoT サービス あぐりクラウド®について
農業IoT サービス「あぐりクラウド®」は、電源と携帯の電波があればどこでも簡単にはじめられる圃場環境モニタリング システムです。「シーカメラ®」をはじめとする農業IoT ソリューションは、北海道から九州まで導入・設置されています。

「あぐりクラウド®」は露地や農業ハウス等で使用できる製品モデルをラインナップしており、ワイヤレスゲートウェイ(3G、920MHz帯無線コーディネータなど)を利用した遠隔環境計測システムです。920MHz帯無線は16 台ホップが可能で広域でのセンシングが可能です。

圃場・現場内で無線ネットワークを形成し3G で一括してセンサデータを伝送する為、トータルランニングコストを抑えた運用が可能です。今回「あぐりクラウド®LIGHT-R(ライトR)」をモデル追加しより一層のサービス向上を目指していきます。
http://agricloud.j-world.co.jp/