井関農機、有人監視下での無人による自動運転作業ロボットトラクタの発売を予定

 井関農機株式会社が、GNSS(グローバル・ナビゲーション・サテライト・システム)を活用し、「生産性の向上・効率化・大規模化」を目的とした、有人監視下での無人による自動運転作業を可能にしたロボットトラクタの実用化を目指す。

井関農機、有人監視下での無人による自動運転作業ロボットトラクタの発売を予定
日本農業は大規模化の進展に伴い、担い手農家への農地集積・規模拡大が一層加速している。一方、農業従事者は年々減少し、熟練した技術をもった人員の確保が困難になってきている。

また、様々な精密操作を必要とするトラクタ作業において、経営規模拡大に伴うオペレータの疲労軽減と不慣れなオペレータの習熟にかける時間コストの効率化が経営における課題となっている。

この様な課題に対応するために同社は、有人監視下での無人による自動運転作業を可能としたロボットトラクタの実用化を目指す。

 同社製品は、GNSSアンテナでトラクタの現在位置を検出し、コントローラ内のジャイロセンサで本機の傾きによる測位誤差に対し補正を行い、高精度に有人監視下で自動運転作業を実現する。
また、「農業機械の自動走行に関する安全性確保ガイドライン(農林水産省策定)」に沿った安全装置を装備している。

今後、GNSSを活用したロボットトラクタ(60馬力クラス)のモニター試験等を行い2018年度中の商品化を予定。