アサヒ、北海道余市町に日本ワイン用ぶどう畑の農地を取得

 アサヒビール株式会社が、2017年2月に設立した農業生産法人「サントネージュ・ニッカ余市ヴィンヤード株式会社」を通じて、2017年3月に北海道余市郡余市町梅川町に4haの農地を取得した。順次ぶどう栽培用畑に整地し、日本ワイン用のぶどうを確保し、2023年にファーストヴィンテージ発売を目指す。

アサヒ、北海道余市町に日本ワイン用ぶどう畑の農地を取得
 余市町は北海道内でも比較的温暖でぶどう栽培に適した気候。また“ワイン特区”としてワイン醸造への新規参入者に支援が行われており、近年日本ワイン産地として注目を集めている。

 同社が新たに余市町に取得した農地は2017年5月から整地作業を始めており、7~8月にかけて垣根を組み上げる予定。2018年春頃の植栽開始を予定している。

 良質なぶどうをつくるために、欧州等で用いられている本格的なぶどう栽培法である垣根栽培を取り入れ、北海道の風土に適した「ピノ・ノワール」をはじめ、「ピノ・グリ」「ケルナー」など本格的なヨーロッパ品種を約7,000本を植樹する予定だ。ファーストヴィンテージは2023年の発売を予定、約2,000箱の製造を見込んでいる。

 同社は今後も積極的に農地の取得を検討し、余市町を含め合計10ha以上の自社畑を目指す。2025年には、アサヒビール(株)全体の日本ワイン販売数量を、現在の約7,000箱から20,000箱規模に拡大していく見込み。