食品の鮮度保持を実現する空間静電波技術『DENBA+』のアグア商事株式会社と、同社の製品を販売する中国現地法人の鲜立达保鲜科技有限公司、中国江蘇省農業科院加工所は、DENBA+食品鮮度保持応用研究センターの設立の締結と除幕式を実施した。
DENBA・空間静電場鮮度保持技術を保有するアグア商事株式会社からは、社長の後藤錦隆 氏、常務取締役の近藤加奈子 氏、中国現地法人と江蘇省農業科院加工所の関係者が出席した。
DENBA空間静電場鮮度保持技術について、中国での普及と応用を目指し、各関係者が連携するために研究センターを設立することに合意した。合意内容に基づき、鲜立达保鲜科技はDENBA試験関連設備を提供し、江蘇省農業科院が、家畜の肉製品の鮮度保持の応用や農作物の加工領域の研究を実施する、という。
DENBA+は独自技術により冷蔵庫内に静電波をつくり、電子微細振動の影響で0℃~マイナス4℃の氷点下領域でも、水の分子の「個体」化(凍結)が起こらないチルド環境を実現。氷点下のチルド状態で鮮度を保持でき、菌の増殖を抑制できる。
また、凍らないので食品の熟成が進み、うま味がアップする効果もある、という。
アグア商事株式会社 http://denba-plus.com
江蘇省農業科院 http://newifpp.jaas.ac.cn/html/2017/xwzx_0220/99.html
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