サカタのタネ、施肥回数を減らせるネギ用のコーティング肥料「ネギエース」を発売

 サカタのタネは、追肥の回数を減らし、生産現場の労力削減に貢献する生産者向け肥料の新ブランド『省力王』を立ち上げ、その第1弾としてネギ用コーティング肥料『ネギエース』を発売します。

『省力王』シリーズは「労力削減」をコンセプトにした当社肥料のオリジナルブランド。肥料の周りをポリウレタン樹脂でコーティングした新型の肥料です。肥料成分がゆっくりと溶け出すことが特長で、これにより肥料効果を長く持続させることができます。
サカタのタネ、施肥回数を減らせるネギ用のコーティング肥料「ネギエース」を発売
さらに、コーティングの厚さを変えることで肥効を初期から後期まで調整することができ、長く、安定した効果を可能にしました。これらの特長により、追肥の回数を減らすことができ、生産者の労力を削減することにつながります。また、肥料成分がゆっくり溶けるため、肥料焼けが少なく、根の近くへの施肥も可能です。

 当社は『省力王』シリーズの第1弾として、当社初のネギ用肥料『ネギエース』を開発しました。ネギは栽培期間が1年近くと長く、追肥の回数を必要とする品目です。通常の栽培では、元肥・追肥合わせて計6 回の施肥が必要なところ、『ネギエース』を使用することで元肥・追肥計2回に削減できます(当社調べ)(※2)。

また、当社はネギのF1種子販売において国内トップクラスのシェアがあり、『ネギエース』の開発では当社のネギ育種担当者が監修をし、ネギの生育や特性に合った成分配合を実現しています。

 今回、元肥に向く『ネギエース 795 50 日タイプ』(N-P-K=7-19-15)、追肥に向く『ネギエース 246 150日タイプ』(N-P-K=22-4-16)の2種類を発売します。

『ネギエース 795 50 日タイプ』は夏越しの肥料過多を抑えることを、『ネギエース 246 150 日タイプ』は冬場の低温期に安定した肥料効果を実現することを意図して開発(関東標準、秋冬作型)しました。
配合が違う2 つの肥料を環境に合わせて使用することで、労力を削減しながらも高品質なネギを生産することができます。

『ネギエース』は2017年1月から受注を開始し、2月から販売予定です。1 袋10kg入りで、全国の種苗店、農業資材店を通じて希望小売価格(※3)3,000 円(税抜、送料別途)で販売します。初年度販売目標金額は1,000 万円です。

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植物工場・農業ビジネス編集部

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