ぐるなび総研による今年の一皿に「パクチー料理」が選定。パクチー専門店が拡大し、品薄になる場面も

 食を主要テーマにさまざまな調査・研究を行い、その成果や提言を広く発信する株式会社ぐるなび総研は、今年の日本の世相を反映し象徴する2016年「今年の一皿」に「パクチー料理」を選定した。
ぐるなび総研による今年の一皿に「パクチー料理」が選定。パクチー専門店が拡大し、品薄になる場面も
「今年の一皿」は、その年に話題になったことに加え、社会の動きと関係が深く、世相を反映し、さらに食文化の記録として後世に受け継ぐ価値があることを基準に選定します。
日本の食文化を人々の共通の遺産として保存するために2014年に開始し、今回で3回目となります。

2016年 「今年の一皿」は飲食店情報サイト「ぐるなび」にアクセスした月間5,700万人のユニークユーザーが検索したビックデータと1,448万人のぐるなび会員を対象としたアンケート結果から、今年話題となったキーワードを複数抽出。それをメディア関係者(※1)審査を経て、15のノミネートワード(※2)を選定。この中から「パクチー料理」が2016年「今年の一皿」として選定され、ぐるなび総研の承認を経て決定しました。

 パクチーとは、セリ科コエンドロ属に分類される野菜の一種で、特有の味と強い香りが特徴です。英語ではコリアンダー、中国語では香菜(シャンツァイ)などさまざまな名称で呼ばれ、タイ、ベトナム、中国のほか、ポルトガル、メキシコ、インドなど各国の料理で広く使用されています。また、静岡県、岡山県をはじめとする国内でも各地で生産されています。

【選定理由】
•かつてはエスニック料理における「薬味」としての存在であったが、業態を越えて近年「主役」に転じた。山盛りのパクチーサラダを始め、鍋、カクテル、スイーツ等、バリエーションも豊かになり、飲食店が相次いでメニューに導入した。

•香りや味わいに魅了される消費者が激増し、愛好家を「パクチスト」と呼ぶ造語も生まれた。

•比較的栽培しやすいことから国内の生産者が増え、多くの量販店で購入できるようになった。大手メーカーによる調味料、レトルト食品やスナック菓子等の商品化も進み、一般家庭にも広く浸透した。

•健康や美容に良いものを摂取したいという消費者ニーズが増える中、高い栄養価にも関心が集まった。

•今後もパクチーを始めとするさまざまな野菜が、これまで以上に日々の食事の中心的な存在として取り入れられていくことが期待できる。

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植物工場・農業ビジネス編集部

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