パナソニック、JGAPにも対応した双方向クラウド型農業管理システムのサービス開始

 パナソニック株式会社は、12月1日より、スマートフォン、タブレット、パソコン等の端末を使用して、地域をささえる農業組織(農業協同組合、農業生産法人、流通販売組織等)と、生産者を双方向につなぐクラウド型農業管理システム「栽培ナビ」サービスを開始する。

パナソニック、JGAPにも対応した双方向クラウド型農業管理システム「栽培ナビ」サービスを開始
本サービスは、専用サイトで農業組織と生産者が営農に関する様々なデータを記録、情報共有しながら、営農指導の効率化、品質向上・生産性向上等に役立てるための農業管理ツールです。

農業従事者の高齢化を考慮し、ICTが不得手な方でも安心して使えるユニバーサルデザインを採用。視覚的に分りやすく、かつ、選択肢形式で入力操作の低減を図りました。

 また、近年、農作物の輸出が増える傾向にあり、食品の安全性向上や環境保全に取り組む農業生産者・生産者団体に与えられる農業生産工程管理の認証「GAP」(Good Agricultural Practice)の導入が推進されています。

本サービスは、JGAP 2016(Basic、Advance)に対応しており、一般財団法人日本GAP協会の推奨システムとなっており、国内への出荷のみならず輸出を目指している農業組織と生産者にも活用いただけます。

2015年8月から実施した、おうみ冨士農業協同組合との実証実験を経て、運用・管理面で必要とされる便利な機能の充実を図りました。滋賀県内の農業組織へのサービス提供からスタートし、順次地域を拡大していく予定です。

【特長】
(1)栽培情報、作業記録の「見える化」による効率的な生産管理を実現
(2)地域に適合した農薬のデータベース化による、農作物の安心・安全を向上
(3)農業組織と生産者との円滑なコミュニケーションをサポート

サービス名:双方向クラウド型農業管理システム「栽培ナビ」
用途:栽培情報の「見える化」、地域の農業経営をサポートするICT管理ツール
サービス開始日:2016年12月1日
販売価格:
 初期費用10万円(税別)
 月額利用料金1,980円(税別)/1ID
 (基本パッケージ:30 ID/1契約)