セプトアグリが液肥を使わない独自の水耕栽培技術の試験的導入農家の募集を開始

 株式会社セプトアグリでは、液肥を使わない弊社独自の水耕栽培技術(特許出願済)「EZ水耕」の試験的導入農家の募集を開始する。
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 同社が開発した新技術では液肥を使わずに水耕栽培が可能。本技術により、露地の普通畑でハウスも液肥も使わずに、リーフレタスの水耕栽培を成功させた。

 普通畑でEZ水耕を行う場合、土をならして防水シートを敷き、プールという水たまりを設置する。一方、水田でEZ水耕を行う場合は水田そのものをプールとして活用できるため、プールを設置する必要がなく、さらなる大幅なコスト削減が可能となる。

 試験的導入農家の開始時期は2017年の10月を予定している。従来の水耕栽培設備は鉄骨ハウス、水耕設備、育苗設備を合わせて1反歩あたり4000万円~5000万円もの莫大な導入コストを要した。

 一方、同社が提供する水田型EZ水耕の導入価格は、LED育苗施設を含み、2反歩以上導入の場合で、1反歩あたり600万円を予定している。水田型EZ水耕では、ハウスも、液肥も、プール(栽培ベッド)も必要としないため、LED育苗施設がセットでありながらも、低コストでの提供が可能だ。

 従来の水耕栽培設備や植物工場では高額な初期投資を回収するため、栽培期間を極限まで短縮し、出荷株数と収穫回数を増やすために早期収穫を行う。このため、50g~100g未満の小株リーフレタスを出荷しないと採算が合わない。

 一方、低コスト型の水田型EZ水耕は従来の水耕栽培設備に比べて設備投資回収の負担が大幅に小さくなっていいる。このため、EZ水耕では設備投資の超低コスト化を武器として、時間的に余裕を持った栽培が可能となり、100g~200gの中株リーフレタスが採算性のもとに生産可能となる見込みだ。

 今回、水田型EZ水耕を試験的導入される農家には、協力特典として水田型EZ水耕が1反で450万円の割引価格で提供される。さらに、合計1haまでは同価格で追加提供が可能だ。

株式会社セプトアグリ: http://www.sept-agri.co.jp/

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