わかさ生活と慶應義塾大学による共同研究、ルテインが光ストレスに対して目の網膜保護に役立つ働きが明らかに

 株式会社わかさ生活は、慶應義塾大学 坪田 一男教授のもとで、小沢 洋子専任講師との共同研究「光障害モデルにおけるRPEタイトジャンクション破綻に対するルテインの保護効果」を、第16回日本抗加齢医学会総会にてポスター発表した。
当研究により、“ルテインを摂取することで光から目を守り、加齢黄斑変性症の予防に繋がること”の新たなメカニズムを解明することができた、という。

【研究背景・内容】
加齢黄斑変性症は、50歳以上の人の1%が発症する疾患であり、加齢に伴って発症率も高くなります(日本眼科学会HP「加齢黄斑変性症」参照)。米国では失明原因の第1位ですが、日本においても第4位の疾患です。しかし一方で、最近では若い世代の患者も増えており、予防方法の確立が求められています。
加齢黄斑変性症の発症の原因として、緑黄色野菜に含まれるルテインなどのカロテノイドの摂取不足が考えられています。

また、過剰な光によって目が暴露されると発生する酸化ストレスの影響も知られています。本研究では、加齢黄斑変性症に対するルテインの有効性の評価を目的とし、動物への光暴露に対するルテインの効果と、その作用メカニズムを調べました。

【研究実績(結論)】
本研究の結果、動物(マウス)へのルテインの投与により、網膜(黄斑部も含む)への光暴露で起こる酸化ストレスが軽減されました。その結果、網膜の細胞同士の接着(タイトジャンクション)が保たれ、網膜機能の維持に繋がることが分かりました。

また、ルテインによる処置にて培養網膜色素上皮細胞において抗酸化酵素を活性化することも示されました。以上のことから、ルテインの投与は光暴露で起こる網膜のダメージを軽減させ、網膜や黄斑部の健康の維持に役立つことが明らかとなりました。

※研究方法と結果については下記URLを参照
http://kenkyu.wakasa.jp/sp/information/detail.php?id=2800