寺田倉庫、農業ユニット「T.Y.FARM」を設立。東京都内の有機農法・自然栽培を支援

寺田倉庫は、農業ユニット「T.Y.FARM (ティーワイファーム)」を設立し、東京都内にある農場で、無農薬かつ化学肥料や化学物質の入ったものを土に還さない、有機農法と自然栽培を行う。

大量生産、大量消費の考え方が浸透した現代において、安全な農作物の供給が難しいとされています。
食の安全性に対する要求や健康への意識が高まる中、この度誕生した「T.Y.FARM」は20〜30代の若者が中心となり、東京都青梅市にて独自の農法を追求し、無農薬・無化学肥料での栽培を行っています。寺田倉庫は本取り組みを通じて、日本の原風景と持続的農法を護りながら、次世代に継承してまいります。

【T.Y.FARMの取り組みについて】
T.Y.FARMは寺田倉庫の農業ユニットとして誕生し、東京都内にある農場で、無農薬はもちろん化学肥料や化学物質の入ったものを土に還さない、特定の栽培方法を選択して農耕に取り組んでいます。

日本のマーケットでは珍しい西洋野菜や、東京の伝統品種である「江戸東京野菜」を中心に栽培し、都内でT.Y.HARBORなどのレストランを展開する株式会社タイソンズアンドカンパニーとの取り組みや、都内各マルシェでの対面販売も行っています。

●有機農法・・・農薬や化学肥料を使用せず、環境への負荷をできる限り低減した栽培方法
●自然栽培・・・農薬や化学肥料、堆肥を使用せず、自然のリズムで農作物を育てる栽培方法

【寺田倉庫について】
1950年創業の寺田倉庫は、保管するものの本質を学び、極めて最適な条件で保存するために、積極的な設備投資を行っています。
また、従来の倉庫業の枠組みを超え、保管だけに留まらず、お預かりしたものの価値を高めて後世に引き継ぐための保存や修復技術の追及や、空間活用のノウハウを活かして文化発信の拠点となる事業を積極的に進めています。