木内計測が技術研究・検証用のコンテナ型植物工場を新設。独自の環境制御システム構築

 株式会社木内計測は、技術研究・検証用の「完全人工光型植物工場研究施設」を福井県小浜市にある若狭支社内に新設する。研究施設は20フィート・コンテナ仕様で、実際に生産を行う検証棟が3棟のほか、準備棟・管理棟コンテナを合わせて5棟構成となっている。

コンテナ植物工場の検証棟では、異なる栽培環境を実現するために環境制御システム2タイプ、照明についてはLED3タイプを導入する。各コンテナ棟では、それぞれ栽培環境が設定でき、多様な技術研究・検証が可能となる。(写真:同社が販売を予定している植物工場野菜ブランド)
木内計測が技術研究・検証用のコンテナ型植物工場を新設。独自の環境制御システム構築
同社では本業にて長年培ってきた技術を活かし、独自の環境制御システム構築や新たな栽培品種の技術研究・検証等を行い、少量ではあるが栽培した作物は自社ブランドとして販売し、販路検証も実施する。
また、新品種栽培、部品・機器関係の研究・開発・検証用に検証棟を外部へ貸出レンタルも視野に入れている、という。

コンテナ型植物工場施設は2016年4月27日に地鎮祭を行い、7月の稼働を目指す。

● お問い合わせ先
株式会社木内計測 計装事業本部(担当者: 安井)
TEL:06-6762-0864 FAX:06-6768-1478
URL: http://www.kiuchi-ins.co.jp/