ベトナムにてイスラエル発祥の最新エコ技術を導入。巨大温室ハウスにてエビ養殖へ

 ベトナムの南中部にあるビンディン省では、2020年までの新たな水産業計画の一つとして、サステナブルな最新技術を導入したエビの養殖事業を展開していくことを発表した。

計画では300ヘクタールの巨大な温室ハウスを建設し、最低限の環境制御技術を導入する。高品質かつ高収量を実現しながら、環境負荷の少ない現在の市場ニーズにマッチしたエビの養殖事業を検討しており、本施設の総事業費は4,500万ドルを予定している。

既に7つの農場エリアでは2013年から、水産養殖におけるバイオフロック技術を導入した。2015年には導入した各農場にて18トンのエビを生産し、693,000ドルの売上を確保し、技術実証も進めている。

 バイオフロック技術とは、C炭素とN窒素のバランスによって養殖池の水質を維持する技術である。魚やエビの養殖池の水中に微生物の固まりを作り上げ、給餌によって増加する有毒なアンモニアや亜硝酸を減少させると共に、バイオフロック(微生物の固まり)自体も蛋白源として魚やエビの餌にするというユニークな技術のことである。

このバイオフロック技術はイスラエルの研究者が提唱したもので、エビを中心に東南アジア地域での実証が進められ、導入するケースも増えている、という。

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植物工場・農業ビジネス編集部

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