東京エレクトロンデバイス、植物工場を活用した究極鮮度の「今摘み野菜」を届けるサービス「Water Farmer」を提供開始

東京エレクトロン デバイスは、人工光型植物工場システムを活用した究極鮮度の「今摘み野菜」を届けるサービス「Water Farmer(ウォーター・ファーマー)」を12月9日より提供を開始する。「Water Farmer」は、専用の野菜カートリッジを使って野菜を栽培し、収穫直前の状態でお客様に配送する究極鮮度の「今摘み野菜」を提供するサービスとなっている。
東京エレクトロン、植物工場を活用した究極鮮度の「今摘み野菜」を届けるサービス「Water Farmer」を提供開始東京エレクトロン、植物工場を活用した究極鮮度の「今摘み野菜」を届けるサービス「Water Farmer」を提供開始

■Water Farmerについて
「Water Farmer」は、専用の野菜カートリッジを使って野菜を栽培し、収穫直前の状態でお客様に配送する究極鮮度の「今摘み野菜」を提供するサービスです。種まきをしてから3~6週間の栽培期間を経過した後、横浜市都筑区のWater Farmerセントラルファームから野菜カートリッジを出荷し、お客様が利用する水耕栽培装置「Water Farmer Auto Planter」に組み込みます。

野菜カートリッジは、契約内容に基づき定期的に配送を行います。今回、開発した「Water Farmer Auto Planter」は、野菜の栽培に適したLED照明を搭載し、専用の野菜カートリッジで野菜を栽培することができる水耕栽培装置です。ケースの中で栽培するためホコリや雑菌などの付着の心配が少なく、病気や害虫被害のリスクもほとんどありません。

天候に左右されず日光の当たらない室内でも簡単に栽培が可能で、観賞用の植物のように野菜の成長を楽しみながら育てることができます。野菜カートリッジで提供される野菜は、生育と保存を同時に行う保持栽培技術により、食べごろな状態で安心・安全な「今摘み野菜」としていつでも収穫することが可能です。

■ Water Farmerの特長
・究極鮮度の野菜が食べる直前でいつでも収穫できる。
・自動栽培システムにより栽培の手間がかからない。
・生育と保存を同時に行う保持栽培技術により廃棄ロスが少ない。

■ Water Farmerの栽培品種
フリルアイス、ハンサムレッド、サラダコマツナ、ワサビナ、カラシナ、赤カラシナ、ロメインレタス、サンチュ、赤サンチュ、クレソン、ルッコラ、ミズナ(紅)、青シソ、ベビーリーフ、レッドオーク など15種類

■ 収穫量(Water Farmer Auto Planter 1台あたり)
フリルレタス換算でおよそ240~2700株/月

■ 月額利用料
初期費用不要で、98,000円(税抜)から(3年契約の場合)

■ 今後の展開について
レストランやホテルなど飲食サービス業、保育園、老人ホームなどの社会福祉施設をターゲットとして、国内、ASEAN地域を中心に今後3年間で10億円の販売を計画しています。また2016年春頃からはIoTを活用した「野菜栽培の見える化」を行い、温度・湿度・照度など栽培環境の管理や消費状況を把握するシステムを構築し、より良いサービス提供に向け、プラットフォーム化を推進していく予定です。

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植物工場・農業ビジネス編集部

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