米国農機大手のAGCOと中国アリババ傘下企業が提携。大型農機のネット販売など

 米ニューヨーク上場の電子商取引(EC)中国最大手、阿里巴巴集団(浙江省杭州市、アリババ)傘下の阿里巴巴(中国)軟件はこのほど、米農業機械大手のAGCOと戦略提携に向けた覚書を結んだ。大型農機のネット販売を展開する。10日付21世紀経済報道などが伝えた。

アリババはAGCOとの提携により、農村を対象とした通販サイト「農村淘宝」で初となる大型農機の取り扱いを開始する。両社は農機の販売にとどまらず、コンサルティング業務や農業関連の設備・施設を監視するためのビッグデータの利用、農機の購入者を対象としたローン事業でも協力する方針。

AGCOはトラクターや収穫機、種まき機などの大型農機の生産を手掛ける大手農機メーカー。中国では江蘇省常州市や黒竜江省大慶市などに5工場を持ち、トラクター、収穫機、エンジンなどの現地生産を行っている。
米国農機大手のAGCOと中国アリババ傘下企業が提携。大型農機のネット販売など
21世紀経済報道によると、AGCOがアジア太平洋地域で展開する事業の中で、中国市場は国・地域別で売上高の伸び幅が最大の市場。中国政府が農業改革を推進していることを背景に、「中国にはビジネスチャンスがある」として、今後一段と投資を強めていく姿勢を示している。
アリババは2014年10月、農村でのEC市場を開拓する事業戦略を発表。5年間で100億元(約1,900億円)を投じ、全国の農村部に10万カ所のサービス拠点を設置する目標を掲げている。
記事: NNA.Asiaより

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