エスキュービズム、植物工場・水耕栽培システム「箱庭栽培プロ」を学校の食育授業向けに拡販

 株式会社エスキュービズム通商は、植物工場・水耕栽培システム「箱庭栽培プロ」を小中高校の食育授業向けに「学校向け食育推進プラン」(http://hako28.jp/school/)として8月25日から拡販する。食育推進プランは高校の調理科の授業で実際に行われた食育カリキュラムを踏まえ箱庭栽培プロをベースに開発したシステムとなっている。

調理実習の一環として食育を取り入れることで、自らの食について考える習慣、食に関する様々な知識、食を選択する判断力を楽しく身に付けてもらうことを目的としている。箱庭栽培プロを2台から5台組み合わせ、栽培が容易な種子を5~10種類同梱され、備品も完備しすぐに栽培を始めることができる。

従来の屋内設置型の水耕栽培システムは約100~150万円(※1)で提供していますが、本プランでは約50万円から(※2)と通常価格の約3分の1の価格で提供できる。
※1装置代のみ。消耗品、設置費、輸送費別
※2送料、備品等も含む
エスキュービズム、植物工場・水耕栽培システム「箱庭栽培プロ」を学校の食育授業向けに拡販

■食育推進プラン開発の背景
近年、偏った栄養摂取、朝食欠食など食生活の乱れや肥満・痩身傾向など、子どもたちの健康を取り巻く問題が深刻化しています。また、食を通じて地域等を理解することや、食文化の継承を図ること、自然の恵みや勤労の大切さなどを理解することも重要です。こうした現状を踏まえ、子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けることができるよう、積極的に食育教育を実施する学校が増えてきました。

とくに、学校の調理科では、単に野菜を買ってきて料理をするのではなく、野菜を種子から育て、収穫し、調理をして食べるという一連の流れを通して、生産の大変さや楽しさ、食に対する知識や興味関心を持ってもらうという取り組みが求められています。昨今の少子化による入学志願者の減少対策として、他校には無い特色のある教育を実施することで差別化を図っていきたいという学校側の期待もありました。

こうした要望に応え、初心者でも簡単に農作物を育てることができる箱庭栽培プロは、小中高校生でも栽培がしやすく、教材としても使用しやすいという特長を持っています。食育をテーマにした授業に取り組んでいる学校に対し、各県等が実施している私学助成金(※3)の対象となる可能性も高く、導入費用を抑えることができるという点も大きなメリットです。
※3詳細は各都道府県によって異なります。

導入実績(例)私立おかやま山陽高校
同校では本キット導入の理由として、①たくさん栽培できる、②手軽である、③価格が安いという特長を挙げています。同校で食育授業を実施した加山氏は「食べている野菜がどのようにつくられたかを知っている生徒は岡山でも少ないという背景があります。

例えば、さやえんどうがどういう経緯であのような形になっているのかを知りません。本校の調理科では将来「食のプロ」を目指している生徒が多くいます。実際に野菜を育てて、食べる経験をすることにより、食の大切さや生産の大変さ、食の安全性、差別化を知ってもらうことができたと感じました。さらには、生産、加工、流通・販売・サービスの食の6次産業の演習の機会にもなったと感じました。そのためにも買った野菜を調理するのではなく、手軽に大量に安くできる箱庭栽培プロの水耕栽培を採用しました。」と述べています。

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植物工場・農業ビジネス編集部

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