日立キャピタル、岩手の西部開発農産と農業事業開発で業務提携

 日立キャピタル株式会社では、国内大手の農業生産法人である株式会社西部開発農産と、農業事業開発に関する業務協定を締結した。西部開発農産ではベトナムにて高品質なコメの生産を計画しており、設備投資の支援や販路開拓などを行っていく。

1.提携の背景・目的と内容
 当社は「2013~2015年度 中期経営計画」において、国内の規制改革や6次産業化などにより、今後も成長が見込まれる農業事業を注力分野と位置づけており、これまで販売ディーラーとの提携による農業機械ローンや農業機械の助成リース事業支援に加え、当社と取引のある農業生産者と大手流通とのビジネスマッチングや、バリューチェーンへの深化を指向し、さまざまな事業機会の探索を行ってきました。

 今回の業務協定締結により、西部開発農産との人材交流による最先端の農業経営ノウハウの蓄積、日立グループのITソリューション利活用による自動化の検討、当社顧客基盤を活用した大手流通とのビジネスマッチングによる販路拡大などの協働を行っていきます。

 特に、西部開発農産はベトナム社会主義共和国(以下、ベトナム)において、高品質米の大規模生産を計画しており、当社は同国における設備投資の支援や、当社顧客とのビジネスマッチングによる販路開拓などを行っていきます。

2.西部開発農産
 西部開発農産は、岩手県北上市において、1986年に設立され、近隣の後継者不足等で農業の継続ができない農家や、条件が悪い耕作放棄地などを借り受けて農地整備をし、作業受託などにより生産規模の拡大を図ってきました。

 現在では、コメ・大豆の穀類をはじめ畜産に至るまで多品目を生産し、農作業受託を含めて約830ha超と全国トップクラスの生産規模となり、内閣総理大臣賞や日本農業賞等の数多くの受賞実績を有しています。

 2015年2月には、ベトナムにおいて100%子会社の現地法人「有限会社西部農産ベトナム」を設立し、事業拡大の取り組みを開始しております。

3.日立キャピタルにおける農業事業
 当社は、1975年に農業分野のファイナンスを開始し、日本全国の農業機械ディーラーとの提携によるネットワークの拡大を進め、現在では提携販社約1,800社、取引顧客約89,000の事業基盤を有しています。

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植物工場・農業ビジネス編集部

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