サカタのタネ、色味や機能性でも差別化ができる内部が鮮紅色の中国ダイコン種子を発売

 サカタのタネは内部が鮮紅色の中国ダイコン『天安紅心2号』を開発し、営利農家向けの種子を発売する。人目を引く鮮やかな色合いが特徴で色物が少ない冬の食卓や売場をにぎやかにします。内部が赤色のダイコンは市場流通が少ない野菜のため、他店と差別化したい直売所などに特に向いています。

『天安紅心2号』は根形が直径約7~8cmの球状。皮は白色と緑色で、内部の肉色が鮮紅色です。紅色の成分はポリフェノールの1種のアントシアニンですが、アントシアニンには抗酸化作用があり、生活習慣病の予防などの機能性があるとされています。
味は、辛みがほとんどなく、独特の甘みがあるため、カラフルな色合いを生かしやすいサラダ、甘酢漬けなどの生食に適しています。

サカタのタネ、色味や機能性でも差別化ができる内部が鮮紅色の中国ダイコン種子を発売

一般的に、夏場はトマトやピーマン、ナスなど赤色、黄色、紫色といったカラフルな野菜が手に入りやすいですが、冬場は根菜類の茶色やクリーム色、葉菜の緑色など地味な色が多いです。特に赤系が少なくなるため『天安紅心2号』は売場や食卓の彩りに貢献できます。

またダイコンの消費のほとんどが、スーパーでよく見かける白色で根長が40cm程度の青首ダイコンです。中国ダイコンの利用は限られていますが、人とは違った素材を好む風潮や食の多様化などを背景に直売所や家庭菜園などからの一定した需要が期待できます。

こうした変わり種野菜は「食べ方が分からない」という問い合わせが多いため、当社では自社品種の料理レシピを紹介するWEBサイト「サカタ食堂」(http://www.sakataseed.co.jp/recipe/)で情報発信をしています。希望小売価格は1袋(20ml入り)594円で2015年8月下旬から全国の種苗店、JAルートを通じて販売します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
植物工場・農業ビジネス編集部

植物工場・農業ビジネス編集部

投稿者プロフィール

植物工場・農業分野を中心に環境制御技術に関する最新動向ニュースを配信しております。

この著者の最新の記事

関連記事

次世代農業EXPO 植物工場バナー
植物工場設備販売(人工光型)_バナー

過去のピックアップ記事

  1. UAE初・最新の太陽光利用型植物工場ベンチャー。来年夏にトマトを初収穫
     シリコンバレーを拠点に投資活動を行っていたSky Kurtz氏が中東UAEにベンチャー企業「ピュア…
  2. lettuce_nara8
     東京電力・福島第一原発の事故の影響で食の安全への関心が高まる中、完全人工光型植物工場にて4種類のレ…
  3. ライアソン大学による都市型・屋上ファームが1周年の収穫祭を開催
     カナダのトロントにあるライアソン大学の屋上ファームでは、1周年の収穫祭と農場ツアーが実施された。同…
  4. 福島・南相馬に太陽利用型植物工場が稼働 カゴメの技術指導と全量買取
     太陽光利用型植物工場によるトマト栽培を行う響灘菜園は、カゴメと電源開発の出資を受け、2005年5月…
  5. シーシーエス、全ての植物工場事業から撤退を発表
     ジャスダック上場で検査用LED照明などを手掛けるシーシーエスは、植物工場プラント事業を廃止し、子会…
  6. ローム、イチゴ植物工場の事業者を2月末まで募集。新規参入向けに栽培ノウハウ提供
     ロームは、自社にて開発したイチゴ栽培を目的とした完全人工光型植物工場の事業化を目指す事業者の募集を…
  7. エボラブルアジア、米国の農業ICTベンチャーのソフトウェア開発・エンジニア確保をベトナムにて
     One Asiaのビジョンをかかげ、アジアを舞台に、オンライン旅行事業、訪日旅行事業とITオフショ…
  8. 三菱化学など、太陽光パネル・蓄電池を導入したコンテナ型植物工場がカタールへ
     完全人工光型植物工場を運営する(株)フェアリーエンジェルへの出資を行っているLED照明メーカーのシ…
  9. サラダコスモ、工場生産スプラウト・もやし商品が水耕栽培で全国初の有機認証を取得
     工場生産によるスプラウト・発芽野菜メーカーのサラダコスモでは、オーガニック緑豆もやしとオーガニック…
  10. マレーシア市場におけるイチゴ商品の可能性
     太陽光・人工光型植物工場によるイチゴの生産事例が国内で増えつつある現在、将来的には海外市場への輸出…
150629_英語ページバナー ログインページ(無料会員登録)_topside.logo
無料相談(経営相談・新規事業)バナー
151226 プレス募集バナー PR記事バナー 人材募集バナー

注目記事

  1. メトロ・アトランタが都市型農業を拡大するために米国農務省から約2,500万円の補助金を獲得
     非営利団体のメトロ・アトランタ・アーバンファームは米国農務省(USDA)から約2,500万円の助成…
  2. 米国企業によるカスタマイズされた高度な生産技術支援サービスが展開
     アグリビジネスがハイテク化するにつれて、近年では単なる生産性の向上を追及するだけでなく、環境負荷・…
  3. 富士通など、フィンランドに完全人工光型植物工場を活用する農作物の生産・販売を行う新会社を設立
     富士通株式会社と株式会社富士通九州システムズ(FJQS)は、Robbe's Little Gard…
  4. 韓国LGグループによる植物工場・アグリビジネス参入。生産者による反対・LG製品のボイコット運動まで発展
     ビッグデータの解析、製造工場の自動化・知能化などを進める韓国LGグループのLG CNS社は、約35…
ページ上部へ戻る