アイリスオーヤマ、独自技術の「低温製法」パックご飯の商品ラインアップ拡充

 アイリスオーヤマは、電子レンジで加熱して食べるパックご飯を5月下旬に発売するほか、岩手県内の切餅の生産拠点であるアイリスフーズ岩手工場の生産設備を全面リニューアルする。同社は2013年より、被災地の営農指導とTPPを契機とするお米の市場拡大を目的として、精米事業に参入した。

アイリスオーヤマ、独自技術の「低温製法」パックご飯の商品ラインアップ拡充

同社では、玄米の保管から精米、包装まで全ての工程を15℃以下で行う独自の「低温製法」を開発。脱酸素剤と窒素を封入した高気密パックに3合ずつ小分けにし、業界で初めて1年間という長期の賞味期限を実現した「アイリスの生鮮米」として販売している。

 近年は、少子高齢化に伴い、日本は単身世帯や核家族が増え続けており、1~2人世帯が総世帯数の60%を占めており、一回の食事でのお米の摂取量の減少や、パンに代表される米食以外の主食の台頭などが進んでいる。

このように多様化する食事のスタイルに対応するため、同社では商品ラインアップを拡充し、5月末から第一弾として、パックご飯を発売し、6月には低温製法で精米したもち米を原料とした切餅を発売する予定としている。

パックご飯は宮城県産ひとめぼれや山形県産つや姫など5種類。1食が180グラム入りで、5食入りの参考価格が498~648円。ほかに3食入りや10食入りもそろえ、全国のスーパーやホームセンターなどで販売する。初年度売上高は20億円を目指す。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
植物工場・農業ビジネス編集部

植物工場・農業ビジネス編集部

投稿者プロフィール

植物工場・農業分野を中心に環境制御技術に関する最新動向ニュースを配信しております。

この著者の最新の記事

関連記事

大和ハウス工業 アグリキューブ 植物工場バナー
次世代農業EXPO 植物工場バナー
昭和電工 植物工場 バナー
植物工場ビジネス・セミナー講義バナー
    ミラノ万博レポート「食と農業の未来」

過去のピックアップ記事

  1. 世界の種苗各社 新品種の利用交渉を迅速化する共有プラットフォームを設立
     品種改良によって生まれた新品種を、どのように扱うかという議論は、ここ数年、特にヨーロッパで盛んにな…
  2. 2013年度は農業法人の休廃業・解散が拡大 電力高騰や後継者問題も
     帝国データバンクは、2006年度から2013年度の間で、農業法人の休廃業・解散動向に関する調査を実…
  3. 総合プランニング、植物の工業的栽培市場の現状と将来動向に関する調査を発表
     総合マーケティングの株式会社総合プランニングは「植物工場(植物の工業的栽培市場)」に関する調査を実…
  4. 植物工場によるベビーリーフの受託生産を計画
     福井県にて大規模な完全人工光型植物工場を運営するシーシーエスは、ハウス土耕などでベビーリーフを生産…
  5. 植物工場による生産・販売事業からの撤退、今後はプラント開発に集中
     1992年に京都で創業したシーシーエス株式会社は、LEDを使用した照明装置の専業メーカーである。特…
  6. 世界市場でも注目される特殊発電フィルムの開発。植物工場・施設園芸での普及を目指す
     ICT・センサー技術を活用した環境制御型・植物工場や一般的な温室ハウス(施設園芸)であっても、露地…
  7. タイのショッピングモールでの屋上菜園。環境志向型アグリビルディングの実証スタート
     タイのチュラーロンコーン大学が約2000万円を投じて、7階建てのショッピングモール(サイアム・スク…
  8. シーシーエス、全ての植物工場事業から撤退を発表
     ジャスダック上場で検査用LED照明などを手掛けるシーシーエスは、植物工場プラント事業を廃止し、子会…
  9. ドローンによる一般農家への拡大。農業用ロボットが2024年には100万台へ
     大規模な露地栽培が展開されている米国において、若者を中心に新たな農業ロボットの活用が進んでいる。農…
  10. LED型植物工場による生産システムの確立へ いちごカンパニー
     廃校を活用した植物工場を運営するいちごカンパニーでは、LED光源を利用した閉鎖型植物工場におけるイ…
150629_英語ページバナー ログインページ(無料会員登録)_topside.logo
無料相談(経営相談・新規事業)バナー
151226 プレス募集バナー PR記事バナー 人材募集バナー

注目記事

  1. 植物工場による静岡県内最大の高糖度トマトの施設園芸拠点へ
     静岡県や小山町、生産者ら17団体でつくる「富士小山次世代施設園芸推進コンソーシアム」 は5月下旬か…
  2. 愛媛県による新品種「紅い雫」を開発、高級イチゴとして11月下旬より出荷予定
     愛媛県が開発したイチゴの新品種を「紅(あか)い雫(しずく)」と名付け、6月25日に農林水産省へ品種…
  3. 2050年までに25億人以上が新たに都市部住民へ。加速する都市型農業の必要性
     国連レポートによると、世界の70億人の人々の半数以上が、東京やデリー、上海、メキシコシティ、サンパ…
  4. 凸版印刷、次世代型農業ビジネスを手がける株式会社福井和郷と資本・業務提携へ
     凸版印刷株式会社は、植物工場をはじめとする次世代型農業ビジネスを手掛ける株式会社福井和郷と2016…
ページ上部へ戻る