韓国ソウル市による都市型農業計画、2018年までに約1800カ所の農場整備へ

植物工場IT活用事例セミナー

 韓国ソウル市では、少し郊外に出れば大規模な露地栽培の農場があり、近年では住民参加型の貸農園や収穫体験サービスも増えている。新鮮な野菜を手に入れることができ、子供たちの食育にもつながることから、家族や友人、近隣住民を誘って週末農業を楽しむ姿がみられる。


一方、ソウル市の中心エリアには野菜を栽培できるようなスペースは非常に限られている。そこで市では、約4600万ドルを投じて、学校や公園、その他のビルの屋上などの空きスペースを活用した都市型農業スポットを拡大させていく計画を発表した。

市の計画では、2018年までに中心エリアの住民が、誰でも10分以内には訪問できるように、約1800カ所の小規模な都市型農場スポットを整備し、その一部の農場では専門的な人材育成が行えるような形にする、という。

 ソウル市では、農作物の生産だけでなく、流通・販売に至るまでのトレーサビリティ、都市部のファーマーズマーケットや農作物の価格情報など、全ての情報をオンライン化して、住民が情報共有できるような仕組みづくりも計画にあがっている。