日立システムズ、太陽光発電や水耕設備にまでサービス拡大に向けエンジニア育成センターを設立

 日立システムズファシリティサービスは、自社の拠点内に事業領域拡大に必要なスキルと資格をもつエンジニアを育成するための「テクニカルスキルデベロップメントセンタ(TDC)」を設立した。同社では、クラウド、グローバル、BPOサービスの3分野を成長エンジンとして強化させ、幅広い業務まで対応するため、太陽光発電装置や水耕栽培設備などにもサービス領域を拡大する。

日立システムズ、太陽光発電や水耕設備にまでサービス拡大に向けエンジニア育成センターを設立

BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスの分野では、コンタクトセンターや全国約300か所のサービス拠点など、お客さまの業務を支えるサービスインフラを活用し、お客さまの業務を丸ごとお任せいただくサービスの提供に注力している。

サポートサービス事業においては、日立製作所のIT機器のサポートにとどまらず、他社IT製品、さらにはオフィス設備、小売業の店舗に設置された機器設備、太陽光発電設備や水耕栽培設備、電気自動車向けの充電スタンドなどを含む幅広い領域までサポート対象を拡大する。

 ファシリティサービス事業においては、LANの敷設などのIT系設備の工事中心から、太陽光発電設備やエネルギーマネジメントシステム(EMS)などの分野への進出・拡大に向けて、弱電から強電、建屋内から建屋外工事へと対象を広げつつある、という。
こうした背景を踏まえ、事業領域拡大のための新たな人財育成施策として、新事業分野での卓越したスキルと資格をもつエンジニアの育成を目的としたTDCを開設した。