福井県の若狭東高が文科省のSPHに認定。植物工場などテクノアグリ人材の育成へ

福井県小浜市の若狭東高校が、文部科学省の「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)」の研究指定校に選ばれた。SPHは専門職人材を育成するために文科省が昨年度からスタートしたもので、本年度は10校が認定を受けた。
若狭東高校は、平成25年度から水耕栽培や植物工場に関する講義を行っており、課題研究では水耕栽培にて生産した野菜を地元小学校の給食に試験的に利用してもらう、といった取り組みを実施していた。

今回のSPHは3年間の期間、初年度の予算は800万円となっている。若狭東高では「地域資源を活かし売れる商品をつくるテクノアグリ人材の育成」となっており、農業科を中心に工業科、商業科と連携し、薬膳料理や薬用植物の生産と販路拡大に取り組む。

 薬用植物の産地化に対応できる人材育成では、キキョウの栽培や薬膳料理などの開発を行う。植物工場など高度な施設園芸に対応できる人材育成では、低カリウム野菜の生産やLED光源を利用した植物工場設備の製作などを行う。
本プログラムには、地元企業の他、大学(神戸大学、近畿大学、京都府立大学、京都大学など)、植物工場にて低カリウム野菜を生産するハイテクファームや、LED型植物工場にてコケの生産を行うヴァロールなどの民間企業とも連携しながら実施される。