東芝と鹿児島県など、農業分野での技術革新等に関する連携協定を締結

 鹿児島県と東芝、一般社団法人日本食農連携機構は、農業分野における技術革新等に関する連携協定を締結した。三者は、鹿児島県の農業の安定的な成長発展に貢献する技術開発等により、農産物及び農業生産活動への新たな付加価値の創出に向け取り組んでいく、という。

 鹿児島県の食、農業及び農村に関する政策的資源、東芝の電解機能水等の衛生関連技術、日本食農連携機構の食農分野における幅広い知見・ネットワーク等、三者が有する資源を効果的に組み合わせ、農産物の生産、加工、流通、販売等の各段階において技術革新を起こしていく。

 鹿児島県は日本有数の農業県であり、さらに、高付加価値型農業の展開に向けて県産農産物の新たな加工・流通技術の研究開発等を行う「大隅加工技術研究センター」を4月に新設する。三者は多種の最先端機器をもつ同センターを基盤として、農産物の高鮮度の流通保蔵に関する技術開発等を行っていく、という。