富士経済、青果物の加工・流通・販売などの市場動向分析を実施

 富士経済は、青果物の加工・流通・販売など各シーンにおいて使用される関連機器およびシステム12品目の市場動向の分析と注目のビジネス24事例を報告書「フードシステムイノベーションの現状と将来展望2015」にまとめた。

同社では既に、植物工場などの栽培関連機器/システム市場や栽培ビジネス事例など、主に生産シーンに着目した報告書「アグリビジネスの現状と将来展望」を発刊しており、本書は生産から先の加工、流通、販売などの各シーンに着目したものである。

 例えば、農業加工・流通・販売関連機器/システム市場では、品質評価技術や鮮度保持技術、加工技術の高度化やIT技術の導入が進んでおり、市場は堅調に拡大していくと予想され、2014年の400億円から20年には495億円(予測)となっている。

その他には、青果物品質評価装置や貯蔵・保存・鮮度維持システム、青果物の出荷時に使用されるレンタルコンテナサービスなど、生産後に必要となる技術システムやテーマに関する調査を実施している。