植物工場の垂直統合型事業による事業採算性を確保(日本アドバンストアグリ)

 日本アドバンストアグリは、自社の技術である植物への好適環境下におけるストレス負荷型栽培装置を用いた、機能性野菜の販売と高機能化された野菜を原料にした健康食品への事業展開(六次産業化)という垂直統合型事業を今後、積極的に展開していくという。

【垂直統合型事業】
植物工場の垂直統合型事業による事業採算性を確保(日本アドバンストアグリ)

【植物ストレス負荷型栽培装置】
機能性野菜を生産する植物ストレス負荷型栽培装置は、近畿経済産業局より昨年「関西ものづくり新選2014」に選定され、各企業様より数多くの問い合わせを受け、順調に販売を伸ばしております。
本年度「関西ものづくり新選2015」選出に関するプレスリリースでも過去の選出企業として紹介されております。

【機能性野菜アイスプラント「ツブリナ」】
機能性野菜の販売においては、弊社機能性野菜であるアイスプラントを「ツブリナ」ブランドにて2009年11月より販売を開始して5年が経過し、皆様にご愛顧頂いております。2月よりこれまでのご愛顧に感謝し、増量キャンペーンを実施する計画です。

【「ツブリナ」を利用した健康食品「グラシトール」】
2014年5月から「グラシトール」の販売を当社専用販売サイト「アグリ生活」にて開始し、現在、定期ユーザー数が着実に増え、お客様の喜びの声とともにリピート率は、94%を超える反響を頂いております。
 アグリ生活URL:https://agri-life.jp/

なお、本健康食品の原料となっている「ツブリナ」の機能性成分を高める栽培技術と栄養成分に関しては2014年11月に特許登録が成立しております。また、ミュージックセキュリティーズ株式会社が運営するマイクロファイナンスとして「グラシトールファンド」の支援を頂いております。
 ミュージックセキュリティーズ株式会社 URL:http://www.securite.jp/

【当社の考える垂直統合型事業】
当社の考える機能性野菜の販売と高機能化された野菜を原料にした健康食品への事業展開(垂直統合型事業)において、健康食品事業は、植物工場の経営を安定化に導きつつある。売れ数の変動が大きい生食野菜だけでは、採算を取ることはむずかしいと考えております。

よって市場の需要と供給のバランスを考えながら粉末加工用と生食野菜の栽培バランスをとり、事業採算性を確保しております。需給変動に対し粉末は在庫しておけるのが本事業の最大のメリットです。

【会社概要】
日本アドバンストアグリ株式会社
本社  :滋賀県長浜市末広町617-1
事業内容:植物工場の設計施工、機能性野菜の栽培および販売、健康食品素材の開発、販売(アグリ生活)
設立  :平成18年4月

【事業概要】
・独自の照明技術を利用した波長と機能性野菜の研究
・野菜にストレスを与えて高機能化を図るストレス負荷型栽培技術
・高機能化された野菜を原料にした健康食品事業を展開(六次産業化)
・栽培環境の制御条件をデータ化、農業クラウドへの応用
・植物工場システム(独自の照明)から健康食品事業(アグリ生活)までの垂直統合型事業を実施