国内最大級の自動追尾型パネルによるソーラーシェアリング施設が完成

 太陽光発電パネル製造を行うフジプレアムは、福島県いわき市の農業生産法人とまとランドいわきの敷地内に、太陽の動きに応じた自動追尾型の営農型太陽光発電設備(ソーラーシェアリング)を導入した。規模としては国内最大級で、農地1万5千平方メートルに、2億円をかけて小型パネルを縦横5枚ずつ組み合わせた太陽光パネル75基を設置した。

自動追尾型パネルによるソーラーシェアリング

本追尾型の発電装置(写真は同社ウェブサイトより引用)の出力は412キロワット、年間発電量が75万キロワット時を見込んでおり、固定式の太陽光発電設備と合わせた発電出力は約1メガワットになる。発電したものは全量、東北電力に売電し、その収入により8〜9年に投資額の回収を見込んでいる。

 自動追尾型太陽光発電設備は従来の固定式より年間発電量を5割程度増やせる。発電装置の位置情報や日時などのデータを入力すると、自動的に太陽光パネルの向きが変わる仕組み。

農地の上に設置するものは支柱部分のみになり、風通りもよく、農地に太陽光が当たるように高い位置にパネルを設置し、パネル同士の隙間から太陽光が入る工夫がされている。農業法人では来年3月に加工用イチジクの苗1500本を定植し、2年後をめどに加工業者へ販売する計画である。

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植物工場・農業ビジネス編集部

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