イオンが農地中間管理機構を活用した大規模コメ生産へ

 イオンが2015年からコメの生産に乗り出すことが10月7日、分かった。まとめて借り上げた農地を意欲的な生産者に貸し出す政府の仕組みである「農地中間管理機構」を活用し、埼玉県羽生市で栽培する。小売り大手が、同機構を使ってコメの生産を行うのは初めて。

イオンは自ら生産を手がけてコストを抑え、安全・安心なコメを安定的に手頃な価格で消費者に提供する。大手のイオンによる同機構の活用で、ほかの企業の利用も広がり日本の農業活性化につながる可能性もある。

イオンは子会社の農業法人、イオンアグリ創造(千葉市)を通じ、年内にも埼玉県の農地中間管理機構と契約。羽生市で11ヘクタールの水田を借り、来春から主に同県のブランド米「彩のかがやき」を栽培し、15年秋に60トン程度を収穫する。

コメは同県内のスーパーやグループの外食企業などで提供。農産物の安全性に関する国際規格の取得も検討する。コメは、ほかの地域での生産も視野に入れる。イオンは09年に農業へ参入。イオンアグリ創造が、全国15カ所の農場で、野菜や果物を生産している。

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植物工場・農業ビジネス編集部

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