新横浜LED植物工場産「ハイカラ野菜」を都内百貨店で販売開始(エディブルフラワーも生産)

 植物工場開発の株式会社キーストーンテクノロジーと植物工場装置の販売を行う株式会社アグリ王は、共同で運営する大規模植物工場「新横浜LED菜園」で栽培した「横浜・馬車道 ハイカラ野菜」を都内百貨店にて販売開始しました。

「横浜・馬車道 ハイカラ野菜」(以下「ハイカラ野菜」)の都内百貨店での取扱いは初めて。現在は、青果物小売事業を行う株式会社ころくや が運営する、松屋銀座本店と西武池袋本店内の2店舗での取扱いを開始しています。また、神奈川県内ではFoodwayプリンスペペ新横浜店でも取扱いを行っています。

■新横浜LED菜園 概要
「新横浜LED菜園」は、株式会社アグリ王の拠点である奈良建設本社ビル内(所在地:横浜市港北区新横浜1-13-3奈良建設4F)に設置されており、月産約15,000株(※リーフレタス換算)の生産が可能です。現在は、横浜市内有名レストランや、青果ネット販売事業者への販売を行っています。

<取扱商品の特徴>
“食べられる花”エディブルフラワーをミックスした野菜パッケージ商品「ハイカラミックス-プレミアム-」と高品質なハーブの販売を主に行っています。「ハイカラミックス〜プレミアム〜」は、レタスを中心に数種の葉物野菜とエディブルフラワーをバランスよく1パッケージに同梱したもので、手軽に「栄養」「香り」「食感」「彩り」の整った華やかなサラダがつくれる商品です。

エディブルフラワーは、都内百貨店でも入荷する品種にばらつきがあり、希望の品種が手に入らない場合もあります。「ハイカラ野菜」を生産するLED植物工場独自の装置技術と栽培技術を用いることで、季節に関わらず安定的な供給を実現しました。

<安定供給を実現する装置・栽培技術>
LED植物栽培ユニット「AGRI Oh!(アグリ王)」を使用し、温度・湿度・CO2濃度などを制御したクリーンな室内環境で栽培を行っています。そのため、農薬を使用せず、天候に関係なく周年野菜を生産することができます。

装置のLED調光技術により、化学的操作をせず機能性成分の強化を実現、蓄積した栽培ノウハウで、レタス・ホウレンソウなどの葉物野菜、ハーブ類、エディブルフラワーなど多品目の作物を安定品質で提供可能にしました。

<私たちの目指す植物工場>
当社のLED植物工場は、土地の利用効率が高く、都市での野菜生産を実現できます。そのため、消費地である都市への物流におけるCO2排出とコスト削減も可能です。また、土を使用せず、水の循環利用が可能なため、水資源投入量を抑え環境負荷の低減も期待できます。
今後は、都内百貨店をはじめ「ハイカラ野菜」の取扱店を拡大することにより、CO2排出を低減した野菜流通の強化と、環境問題に対応した農業事業を目指します。

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植物工場・農業ビジネス編集部

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