住友化学、大豆向け新規種子処理用農薬を米国で発売

 住友化学は、当社の殺菌剤エタボキサムを有効成分として含有する、大豆向けの新規種子処理用農薬「INTEGO(TM) SUITE System」を、100%子会社であるベーラントU.S.A.社を通じて、米国で発売する。

種子に農薬を施用することで農薬の散布回数や散布量を減らし農作業の省力化につなげる種子処理用農薬は、農業の大規模化などの流れのなか、世界最大の市場である米国を中心に、近年、需要が大幅に拡大しています。

「INTEGO(TM) SUITE System」に含まれるエタボキサムは、各種野菜類のべと病、ジャガイモの疫病などに卓効を示すとともに、茎葉処理や土壌処理などさまざまな分野で適用可能な殺菌剤で、特に種子処理用途では、有効な薬剤が少ない苗立ち枯れ病に対して優れた防除効果を発揮する点が特徴です。
また「INTEGO(TM) SUITE System」は当社殺虫剤クロチアニジンも含有しており、殺菌効果のみならず優れた殺虫効果をも発揮することで、作物の収穫量向上に貢献します。

 住友化学は、健康・農業関連事業の事業領域拡大の取り組みのひとつとして、種子処理用農薬事業に注力しており、エタボキサムとクロチアニジンをその製品ラインアップの中核として位置付けています。

米国では、すでに登録取得済みだったクロチアニジンに加え、2014年3月にエタボキサムの登録を取得しました。米国以外でも、ブラジル、アルゼンチンなどの南米地域、ベトナム、インドネシアなどのアジア地域等で、エタボキサムやクロチアニジンを中心とした種子処理用農薬の開発・登録を、引き続きグローバルに進めてまいります。

【ご参考】ベーラントU.S.A.社の概要
会社名 :Valent U.S.A.Corporation
所在地 :米国カリフォルニア州ウォールナットクリーク市
資本金 :150百万USD
出資比率:住友化学100%
社長   :Andy Lee
設立年月:1988年4月