味の素、窒素・リン酸・カリウムをバランス良く配合した葉面散布用液体肥料を発売

 味の素株式会社は、うま味成分のグルタミン酸の製造過程で生成する発酵液を活用し、野菜や花卉(かき)の花芽形成期から結実期に最適に使用できるよう窒素・リン酸・カリウムをバランス良く配合した葉面散布用液体肥料「アジフォル(R)アミノガード(R)544」を開発、1.3kg品および5.2kg品を2014年7月より発売する。

味の素、窒素・リン酸・カリウムをバランス良く配合した葉面散布用液体肥料を発売

 同社では、うま味成分のグルタミン酸の発酵液を主原料とした液体肥料「アジフォル(R)アミノガード(R)」を既に発売しています。この肥料は、植物のストレス応答に関する研究などの成果を活用して、アミノ酸を豊富に配合し、微量元素も添加した葉面散布用の液体肥料です。

希釈した液を葉に直接散布することにより、土壌で分解されやすいアミノ酸や土壌に吸着されやすい微量元素を効率的に補給することで植物の元気な生育を助けます。

 しかし、実際の農業の場では、作物の種類や生育の時期により、最適とされる栄養成分量が異なることが知られています。特に作物の花芽形成期やイチゴの結実期には、より多くのリン酸が必要となります。このたび、肥料の三大成分である窒素・リン酸・カリウムを約5:4:4のバランスに調整することにより、野菜や花卉(かき)の花芽形成期から結実期に最適な葉面散布用液体肥料「アジフォル(R)アミノガード(R)544」を開発しました。

また、「アジフォル(R)アミノガード(R)544」は、発酵液を主原料としているのに加え、さらに栄養効果が高く吸収性の良いアミノ酸を添加しているため、アミノ酸補給剤としても最適です。

 当社では、今後も、お客様の様々なニーズに応えられるよう、発酵液を主原料としたアミノ酸系・核酸系の液体肥料のラインアップを拡充していきます。味の素グループでは、世界一のうま味調味料やアミノ酸のメーカーとして、製造の過程で生成される発酵液に独自の技術で価値を付与し、農作物の肥料と利用することにより、事業を通じて、ひと・生き物・地球の持続可能な未来づくりに貢献していきます。

■商品特長:
「『AJIFOL(R)』を使ったら、農薬の使用量が減った」との海外のお客様の声から生まれた葉面散布用液体肥料です。花芽形成・結実期に使用します。
・原料は、植物由来の粗糖・糖蜜を微生物によりアミノ酸発酵させた液体です。
・アミノ酸や植物の生育に必須な微量栄養素を最適な比率で配合しています。
・窒素・リン酸・カリウムの保証値(%)は5.5−4−4です。

■使用方法:花芽形成期から結実期に本品を500〜1000倍に水で希釈し、葉面に散布して使用(葉物野菜に関しては2000倍以上に希釈し使用)。

■容量/価格:1.3kgおよび5.2kg/オープン価格

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植物工場・農業ビジネス編集部

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