京セラグループ、国内・海外34拠点でグリーンカーテン生育・過去最大の総面積を予定

 京セラは、夏の空調負荷を低減するため、グループの国内・海外計34拠点で、グリーンカーテン(緑のカーテン)を育成する。工場や事業所の建物の外壁に、ゴーヤをはじめとしたつる性の植物を育てる取り組みで、拠点数や規模を拡大して毎年積極的に展開している。節電・省エネの取り組みの一環で、今夏は過去最大の総面積を予定している。

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 京セラグループは、本年夏の節電、省エネルギーの取り組みの一環として、建屋の外壁の一部にゴーヤやアサガオなどの植物を育てることで空調負荷を低減する「グリーンカーテン(緑のカーテン)」を国内外のグループ会社34拠点において展開いたします。

当社は、2007年度に長野岡谷工場でグリーンカーテンを開始して以来、拠点数や規模を拡大しながら積極的に展開しており、昨年度は最多となる国内外グループ34拠点で実施しました。

本年度も、京セラ本社(京都市伏見区)をはじめ国内31拠点に加え、中国とタイの海外3拠点を合わせた、計34拠点にて実施いたします。本年度の各拠点のカーテンの全長は合計約1,053m、総面積は過去最大となる約4,314m2(テニスコート約16.5面分※2)の規模に生育する予定で、成長とともに吸収するCO2の量は、全拠点総計の概算で約15,000kg/年※1を見込んでおります。

※1 CO2吸収量(3.5kg-CO2/m2年)×緑のカーテンの面積(m2)=年間CO2吸収量(kg-CO2/年)として試算。<参考出典:(社)農山漁村文化協会>
※2 テニスコートの面積(ダブルス):10.97m×23.77m=260.7569m2