ACCESS、設置場所を選ばない単三電池式の温湿度センサー商品などを追加

 株式会社ACCESSは、同社のBeaconを用いた位置連動型コンテンツ配信ソリューション「ACCESS(TM) Beacon Framework(ABF)」のBeaconのラインナップを拡充し、新たに温湿度センサー、加速度センサー、単三電池が、それぞれ搭載された3種類のBeaconを追加しました。植物工場や農業分野でも応用できる。

 温湿度センサーおよび加速度センサーが搭載されたBeaconは、従来の「ABF」のボタン型電池搭載のBeaconと同様の小型・軽量のケースに内蔵されており、設置場所を選ばないコンパクトな設計となっています。

Beaconが設置された場所・物の温湿度や機械の稼働状況などのデータを、BLE無線通信を介して近く(半径約数M〜50M内)に設置されたPCやスマートデバイスが取得し、クラウド経由で、外出中の管理者のスマートフォンやオフィスのPCなど遠隔からでも把握することが可能となります。

農業・園芸や物流、工業・建設といった分野でのBeaconを用いた新たなM2M施策に応用することができます。また、単三電池型Beaconでは、ボタン電池型Beaconに比べて、耐用年数が約1年半から3年半(※)と大幅に向上するため、小型・軽量にこだわらない用途に利用することで、電池交換の手間を省くことができます。
※電波強度・間隔の設定により耐用年数は異なります。

【想定されるユースケース】
・温湿度センサー付きBeaconをビニールハウスなどに設置し、農作物や草花の温湿度環境を遠隔から把握。温湿度のデータログとしても活用できます。

ACCESS 設置場所を選ばない単三電池式の温湿度センサーなど新たに3種類の商品を拡充

・冷凍・冷蔵専用の宅配サービスの配送用ケース内に温湿度センサー付きBeaconを設置することにより、ケース内の温湿度を遠隔から把握。

・加速度センサー付きBeaconを工場の機械に設置し、稼働状況を遠隔から把握。