農機メーカーが、メビオールのフィルム栽培による高糖度トマトの本格生産と販売開始(八鹿鉄工)

兵庫県養父市の農業機械メーカーである八鹿鉄工が高糖度トマト栽培で農業に参入し、「甘えん坊の赤オニくん」の商品名で販売を開始した。メインターゲットは贈答用を想定しており、今後は直売所も建設しながら年間売上高1億円を目指す同社は昨年、工場の遊休地に栽培ハウスを建設。特殊フィルム栽培のアイメック法を採用し、約3500株を栽培している。


フィルム栽培では、フィルムの内側にある液体から養分を吸収しようとトマトが多くの毛根を伸ばし、通常の2〜3倍の糖度になるという。フィルムが菌を通さず、病気にもかかりにくい。


同社は1941年に創業し、大手農機具メーカーのコンバイン部品や、除雪機などを製造。生産管理や品質管理、省力化などでこれまでに培ったノウハウを生かせると農業に進出した。昨年には自社敷地内にLED光源を利用した完全人工光型植物工場の試験栽培も行っている

農機メーカーがフィルム栽培による高糖度トマトの本格生産と販売開始(八鹿鉄工)

・甘えん坊の赤オニくん/容量:200g、価格400円(税込)
・甘えん坊の赤オニくんモアスイーツ/容量6個入り、価格未定



本格生産をスタートさせたことで、年間17トンの中玉トマトの収穫を見込んでいる。今後は、生食用のほかに、ジャムやジュースなどへの加工や販売ができる態勢作りを目指し、京阪神での販売を視野に入れている。生食用は、200グラム(10個前後)にて400円(税込)で販売する。(参考:養父市のWEBサイトより)