全国的な生産から野菜の加工事業への参入。カット野菜などの商品をスーパー、コンビニへと販売(住友化学)

住友化学は、農業協同組合(JA)や地域の企業と共同で愛媛県西条市に野菜を切って袋に入れる工場を建設し、コンビニエンスストアなどに販売する。同社は全国で農場を運営して農作物を栽培、販売してきた。さらに地元農家や企業と組んで付加価値の高い加工分野に進出することで、地域の農業活性化の新たなモデルとなりそうだ。


同社は2月末にJA西条や運送、食品卸など5社と共同出資で新会社を設立した。さらに野菜加工工場を建設して11月に稼働。衛生管理を徹底してサラダやいため物に調理しやすいサイズに機械で切って、鮮度保持パックに入れる。新会社は周辺農家からレタスやキャベツ、大根、サトイモなどを仕入れる。農家にとっては、価格変動が激しい野菜を一定の価格と量で売れる新たな受け皿ができる


スーパー、給食、業務用など販路を広げ、2016年秋に工場を増設して加工能力を年1万トンにする。増設分を含めた建設費用は約2億4千万円。1万トンは食品スーパー10店舗分の野菜販売を1年まかなえる規模。工場従業員は5年後に100人が見込めるという。同社ではイチゴ栽培を行う「株式会社住化ファーム長野」、トマト栽培を行う「株式会社住化ファームおおいた」など、全国各地での栽培・地域の農業関係者との連携を進めている。(参考:日本経済新聞より)