鹿児島県徳之島にて障害者雇用を進める初の水耕栽培施設がオープン、主に葉野菜を生産・将来的にはトマトの栽培も視野に

徳之島町が整備を進めていた植物工場「神田福祉農園」の開所式が2月28日、同町亀津の現地であった。関係者ら約50人が出席、施設内を見学した。ハウスで水耕栽培された野菜は、本年度中に販路や価格などを正式決定し、来年度から本格的な販売を始める予定。

鹿児島県徳之島にて障害者雇用を進める初の水耕栽培施設がオープン、主に葉野菜を生産・将来的にはトマトの栽培も視野に


温室ハウスは障がい者を雇用して運営するもので、敷地面積1956平方メートル、ハウス495平方メートル、管理棟44平方メートルで、建設総事業費は約5400万円ハウス内に12のレーンが設置され、1万6200株の野菜を栽培することができる。作業の一部を合同会社徳之島絆ファーム(障害者雇用施設)に委託。障害者5人を含む7〜8人の従業員が、栽培や収穫などの作業に従事する。


式典で、高岡秀規町長は「重労働が少ない水耕栽培により、障がい者の雇用支援が可能となった。今後、雇用規模の拡大が目標」。管理事業者の障がい者雇用施設「絆ファーム」の田袋吉三代表は「さとうきびに頼る島の農業に新たな形態を作っていきたい」と話した。


同農園で作られたホウレンソウや水菜などの葉物野菜は、主に三町の給食センターや病院などへ出荷され、島内での販売も予定。将来は、トマトなどの実物野菜の生産を目標にしている、という。(参考:徳之島町役場WEBサイトより)